こんにちは!英会話パーキーです。
今回は映画のタイトルにまつわるコラムをお届けします。
面白い豆知識とともに、英語を勉強するきっかけにしていただけると幸いです。
目次 - お好きなところからどうぞ
有名な映画の話をしているのに、話が噛み合わない…?
有名な映画のはずなのにネイティヴの友人がそれを知らなかった…
英語の勉強のために動画サイトで映画を探したのに見つからなかった…
みなさんも、こんな経験はありませんか?
実は、英語だと思っているそのタイトルが原題と異なっていることが原因なのです。
せっかく映画の話で盛り上がれたはずなのに、原題を知らないせいで会話ができなかったら
とてももったいないですよね。
ここからは、原題と邦題が異なる映画とそのニュアンスの違いについて見ていきましょう!
原題と邦題の異なる映画 5選!
マダム・イン・ニューヨーク:English Vinglish
英語が苦手なインド人の専業主婦Shashiがニューヨークの語学学校で奮闘する物語。
シャシのひたむきな姿から前向きな気持ちになり、私たちも英語の勉強を頑張ることができそうですね!
英語タイトルの”Vinglish”は、ほとんど意味のない単語です。
日本語で言う「なんとかかんとか」の「かんとか」にあたる単語で、韻を踏むような役割を果たしています。
邦題が全く違うものになった理由もわかりますね。
天使にラブソングを:Sister Act
ひょんなことからギャングに命を狙われるようになったクラブ歌手のデロリスが、修道院の聖歌隊のリーダーとなって修道女たちとの友情を深めていく物語です。
ストーリーはもちろん、素晴らしい歌の数々もこの映画の見どころですね!
原題のSisterは修道女・シスターのこと。
Actはショーなどの演目という意味と、動詞の「演じる・ふりをする」の両方の意味が込められていると推測されます。
デロリスがシスターのふりをして演目をする、ということですね!
邦題は全く異なるものですが、「天使にラブソングを」というのも素敵だと思います。
千と千尋の神隠し:spirited away
言わずと知れたスタジオジブリの名作。
様々な解釈のある作品で、何度見ても新たな発見があります。
作品のモデルの一つとされた台湾の九份に行った方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
こちらは、むしろ原題が日本語で英語タイトルが後から訳されたものになりますが、
spirited away:霊的な力によって連れ去られた
というのはなんだがうまく訳せている感じがしますね。
神秘的な雰囲気があるのもすてきだと思います。
君に読む物語:The notebook
認知症を患う初老の女性に、同じ施設に入居するデュークがあるノートに書かれた物語を読み聞かせるところから映画が始まります。
泣ける恋愛映画として非常に有名です。
映画のタイトルであるThe notebookは、デュークの持っていたノートブックのことを表します。
邦題の君に読む物語とは全く異なりますが、映画のストーリー全体を想像させるような原題になっていますね。
アナと雪の女王:Frozen
2013年に公開され大ヒットしたアナ雪。
2020年には第二弾が公開され、話題になっています。
アナ雪の原題はFrozen。形容詞で凍った、冷凍の、という意味があります。
邦題とは全く違いますね。
他にも、ディズニー映画の「塔の上のラプンツェル」は”Tangled”(もつれた)が原題です。
ディズニーの映画は形容詞がタイトルになることがあるのですね。
まとめ
いかがでしたか?
有名な映画の数々の原題と邦題を比較してみると、全く違うことが分かりましたね。
微妙な意味の違いも考えながら比較してみるととても面白いと思います!
英語が分かると外国映画をもっと楽しむことができます。
映画好きのあなたもぜひ、パーキーで勉強をしてみませんか?

英語はじめてでも安心!英会話パーキーです。