投稿日:2022年5月4日 最終更新日:2024年2月17日
皆様こんにちは!
蒲田・浜松町の英会話パーキー スタッフAsuです。
皆さん、仕事で英語に困っていますか?
わたしが外資系に勤めていたとき、留学経験のない社員から「英語に悩んでます・・・」と相談を受けることが何度もありました。
そこで今回は、新入社員が「どうしよう!」と思いがちな英語あるあるについてお話します。
「どうしよう!」と思うことあるある7選
1. 「英語は入社してから頑張ればいい」は嘘
これは一番の英語あるあるではないでしょうか!?
海外取引がある商社、外国人スタッフがいる会社などに入社すると、業務では英語が必要になりますよね!
「仕事で海外と関わりたい!」
「でも英語は苦手・・・」
なんてドキドキしながら採用試験を受けていると、面接官から「英語が入社してから頑張ってくれればいいから!」と励まされたりします。
ここで素直に「じゃあ入社してから英語の勉強しよう♪」と思っていると、後で大変なことになります(笑)
なぜならそれはあなたに入社してもらうためのリップサービスだから!
会社側は、本音では「できるだけ英語が得意な社員がほしい」と思っています。
入社後に同期を見渡すと、留学経験者や帰国子女だらけでビックリ。
先輩達からは「え!英語できないのに入社したの?どうやって仕事するの?」なんて言われることも・・・。
“英語は入社してから頑張ればいい” と言われても、それを真に受けてしまうと後で苦労しちゃいます。
英語が話せるからといって仕事ができるわけではありませんが、英語ができないと仕事にならない場面はやってきます。
海外関係の仕事に就くことが決まったら、できるだけ早めに英会話の特訓をしておきましょう!
2. ふだんは英語を使わない
海外関係の仕事に就く時は
「これから毎日英語を使うから、自然と話せるようになっちゃうな♪」
なんて妄想しがち。
でも実際には、ふだんの業務では英語を使わず、なのに急に英語が必要になることもあります。
英語を使うことが少ない部署に配属されて「なーんだ、英語使わないじゃん!」なんて思っていたら・・・
このグローバルな世の中ですから、
- 外国人のお客様が受付にきた!
- 海外スタッフが来日して案内することに!
- 異動になって海外関係の部署になっちゃった!
などなど、突然英語が必要になるケースはいくらでもあります。
外資勤務ですと、スタッフの中にも外国人が多いので、毎日それなりに英語を使うんですよね。
隣の席が外国人スタッフ!なんてこともザラにあります。
でも日本企業の場合は、意外と英語を使うチャンスがないものです。
ふだんは普通に日本人の同僚と話し、日本人のお客様とやりとりをします。
そしてある日突然「英語大丈夫だよね?」と聞かれて海外出張を頼まれたり、英語で顧客対応をしたりと、英語の世界に飛び込むことになります。
なので、今すぐには必要がなくても、事前にコツコツと勉強しておいたほうがいい。
それが英語というツールなのです。
3. 外国人スタッフの名前が読めない
これも後輩からよく相談を受けていました!
外国人スタッフの苗字が読めないんですよね。
基本的に海外の人のことはファーストネーム(下の名前)で呼ぶので、苗字が読めなくても問題ありません。
でも、キャリーとかトムとか、よくある名前の人が同じ部署にいる場合だと「どっちのキャリーさん?」みたいな話になるんですよね。
これは実際にあった話なのですが・・・わたしの前職でキャリーさんが2人いて、関係者のほうが「Rasmussen」という苗字の人でした。
見たことない苗字でしたが、ネットで調べて「ラスムッセン」と読むことが分かったんですね。
なのでそのまま「Ms. ラスムッセン」と言っていたのですが、発音が違うようでなかなか聞き取ってもらえず、最終的に「●●●部の、▲▲▲プロジェクトにいる、髪の長いキャリーさん」みたいな感じで伝えてました。
上司にも何度か確認したのですが「微妙に発音が違うんだけど上手く教えられない」という回答で、正しい発音は未だに分かっていません・・。
特に外資系だと、英語圏の出身ではない人も多いので、名前の読み方はかなり難しいケースがあります。
逆に日本人の名前は、外国人には発音しづらいので、わたし(Asuka)はアシュカと呼ばれてました。
4. 国によって単語の発音が違う
これもちょっとした英語あるあるです!
実は、ビジネスで使う英単語の中には、地域によって発音が違うものもあります。
例えば「Data」。
日本語だと「データ」と言いますよね。
アメリカ英語では「ダーダ」、
イギリス英語だと「デイタッ」になります。
他にも「Director」。
これはアメリカ英語だと「部長」、ヨーロッパ方面だと「取締役」を表す言葉です。
日本語では「監督(ディレクター」)と言いますね!
アメリカ英語だと「ディレクター」ですが
イギリス英語だと「ダイレクター」になります。
わたしは以前アメリカ系の会社におり、基本的に社内英語はアメリカ発音。
でも、なぜかDirectorだけは「ダイレクター」で統一されていたんですよ・・・!
なので、最初は「ディレクター」と言っていましたが・・・郷に入っては郷に従えということで、私も「ダイレクター」と発音するようになりました(笑)
5. TOEICじゃない英語力を求められる
これも意外とあるあるなのですが、TOEICスコアを聞かれるのは日本人の間だけです!
(あつ、韓国人スタッフとはTOEICの話もしました。)
アメリカ系ではTOEFL、イギリス・カナダ系ではIELTSのスコアを聞かれるのが一般的です。
ただ、入社する時の履歴書にどのスコアを書くべきかというと・・・
日系企業ですと、採用の面接官である年配社員たちにとってはTOEICのほうが馴染みがあるため、やはりTOEICスコアが有効。
そして入社後も、TOEIC試験を受けさせている会社は結構あります。
なので、入社してから自分にどんな英語力が必要なのかを見極める必要があるんです。
大体の場合、スコアそのものよりも実際の「英会話力」を求められることのほうが多いので、 TOEIC学習とスピーキングを両立させるのがオススメ。
6. チャットで連絡がくると焦る
これは留学経験がない人、外国人と深く関わったことがない人が迷いやすいケースです。
英語を使い慣れていないので、どこまで言葉を崩していいのか分からないんですよね!
メールだと「ビジネス英語メールの書き方」みたいなテンプレートがネット上にたくさんあります。
でも、社内チャットで「Hi!」みたいな感じでメッセージがくると、どう対応していいのか分からない。
メールではなくチャットを送ってくる理由・・・それは
- わざわざメールするほどでもない
- 緊急の連絡
の2択なので、緊急の時はちょっとドキドキしますよ!!!
この時に困るのが・・・・次に続きます。
7. 敬語を使うべきかどうか
はい、敬語を使うべきかどうか問題ですね。
メールの場合もそうですが、相手が自分よりもポジションが上である場合、英語でどこまで敬語を使うべきか悩みます!!
というのも、海外の人って社内英語はかなりカジュアル。
例えば「ありがとうございます」。
敬語だったら「I appreciate your support.」
フランクでいいなら「Thanks!」の一言で終わりだったりします。
あとは、トラブル発生時の「確認してください」。
敬語だったら「Could you please look into it?」
フランクでいいなら「I need your help…」でも十分通じます。
日本人の感覚だと「丁寧なほうが良いじゃん!」と思いますが、英語を使うような職場だと意外とそうでもないです。
むしろ余計な手間をかけることはNGなので、簡単な英語でサクッと書けるほうが時間の節約になります。
周りの様子を見ながら「これぐらいユルい英語でも大丈夫だな」という感覚を掴んでください!!
【ビジネス】社内英語で新入社員が困ること!あるある7選 まとめ
今回は社内英語あるあるについて7つお話してみました!
学生時代には英語をあまり使ってこなかったのに、急に英語が必要になると焦ってしまいますよね。
本当に、思いもよらないところで困ったりするものです。
基本的には、ビジネス英語ができるようになっていれば社内英語も乗り切れます。
ぜひ “必要に迫られる前に” 英語をブラッシュアップ!
そしてすでに困っているようであれば、できるだけ早めに英語力を磨いていきましょう。
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英文法講師・Web担当。元・パーキーの生徒。
外資企業を退社後、カナダへ社会人留学しました。