投稿日:2023年5月6日  最終更新日:2024年2月16日

こんにちは!蒲田・浜松町の英会話パーキースタッフのSyです。
皆さんは 「アイエルツ(IELTS)」という英語の資格試験をご存知ですか?
今回はこのIELTSについて解説します!

IELTSとは

IELTSとは「The International English Language Testing System」の略称で、リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの4技能からなる「英語力を証明する」テストです。

何のために受けるの?

英語力を証明する場面 と言えば、「留学」「海外就職」「海外移住」などで主に必要となります。

どんな良いことがあるの?

最近ではIELTSのテスト結果に応じて、奨学金を設けている日本の大学も増えているそうで、一部の会社では昇給などにつながることもあるようです。

テストについて

試験はマークシートではなく、筆記です。
また数年前からリスニング、リーディング、ライティングをパソコンで受けられるようにもなりました。パソコンで問題を読み、入力していく形です。

リーディング、ライティングでは、メモやコピーアンドペーストもできるので、パソコンに慣れてる方には良いかもしませんね。

ブリティッシュカウンシルのサイトでは、パソコンでプレテストを行うことができます。
気になる方はこちらのページをご覧ください。

IELTSの特徴

IELTSの特徴として、

  • IELTS Academic
  • IELTS General
  • IELTS for UKVI

というものに分かれています。
それぞれ科目と所要時間は同じですが、出題内容に違いがあったり、目的の大学や会社によって必要な証明が変わるので、自分はどのタイプの証明が必要なのかちゃんと確認しましょう!

Academic

主に大学や大学院へ留学を考えている人が必要となることが多い科目です。日常英語から、学術的な内容、専門的な内容が問われます。

General

主に海外で就職するときや、移住のために必要となることが多い科目です。Academicよりも日常英語やビジネス英語が多く問われます。

IELTS for UKVI

IELTSにはもう一つ、IELTS for UKVI (IELTS for UK Visas and Immigration)という、イギリスに留学や就職、移住するために必要なビザのために設けられているものがあります。
※テストの問題や採点方法は Academic / Generalのテストと変わりません。

イギリスでは、IELTS for UKVIの証明しか認めない大学があるので、必ず確認しましょう!!

得点方法とスコア

得点は4技能それぞれ0-9の数字で採点され、それらを合計した平均点が最終的なスコア「overall」になります。一般的に海外の大学ではだいたい6.0または6.5、大学院では7.0以上のスコアが目安として必要とされています。

IELTSを受験してよかったこと

私が受験して、個人的に良かったと思うことをシェアしたいと思います。
一番お伝えしたいのは「実用的な英語力のスキルアップ」になることです。

IELTSの勉強は日常的な会話から、専門的な分野まで広く扱われています。
イギリスに留学した時も、IELTSで得た知識が実践的に役立ちました!

またIELTSのテストは、自分がどれくらい英語の単語を知っているか、どれくらい違う言い回しで表現できるかを試す良い機会になりますので、とても良い勉強になります。

ライティングでは、論理的に文を組み立てる練習をするので、英語の土台ともなるロジカルな発想が身につくようになりました。

中上級者の皆さん、IELTSの取得を検討してみてはいかがですか?

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