皆さんこんにちは!蒲田・浜松町の英会話パーキーです。

英会話パーキーで文法レッスンを担当してくれているMaya先生にインタビューしてきました!

英語で挫折した経験や、そこからどう乗り越えたかなど、丁寧にお答えくださっています♪

いつ英語を始めたの?

小学校5年生の時にお父さんの駐在で台湾に住むことになりまして、本格的に英語を学び始めたのはその時です。

日本人学校に入学したので「英語の授業も日本で教わるのと同じレベルだろう」と思っていたんですよね。
でも、レベル分けテストを受けたら、日本の小学校とは全然違いました。
英語がペラペラに話せるような子たちが一番上のクラスになり、私は一番下のクラスになりました。

同じ日本人なのに、こんなにレベルが違うなんて!」と、自分の英語力の低さにショックを受けました。

 

当時の私は「Soccer ball(サッカーボール)」も読めなかったので、日本人学校に通いながら、現地の台湾人が教えている語学学校にも入ることになりました。
その時、一番の課題になったのが「話そうとする度胸」でした。

先生は日本語が分からないし、私は英語が分からない。
会話をするには、口を開いて何か言うしかないけれど、そのために恥をかなぐり捨てなきゃいけない。

初めは現地の人に道を聞くのも恥ずかしくて嫌だった私。
でも、「ここで生活していくためには恥ずかしがっている場合じゃない」と気持ちを切り替え、日常的に英語や中国語で現地の人と話すようにしたことで度胸をつけられるようになりました。

今でも覚えているのが、中学2年での出来事です。
英検2級を取った頃、現地の台湾人の子どもが通う語学学校に行き始めました。
そこで、小学校低学年ぐらいの小さい子ばかりのクラスに入れられてしまったんです。

台湾の人たちは子供のうちから英語レベルが高くて、そのクラスには幼稚園にあるような小さい椅子しか置いていませんでした。
だけど、私もそのクラスに入る事になってしまって、中学生の大きい図体で子供用の小さい椅子に座って・・・。

初めは辛かったですが、「むしろこの環境で鍛えればもっとレベルを上げられる!」と自分を奮い立たせて食らいつくことにしました。
おかげで、クラスの子とも少しずつ仲良くなり、会話力読解力ともに飛躍的に上がっていきました。

大人になってから英語で苦労したことはある?

今、オーストラリアの大学のオンライン授業を受けています。
初めの頃はディスカッションの時に「発音に癖があるよね」と同級生から言われて、英語が伝わらないこともありました。
それはもう、打ちのめされましたね。

国によって発音の違いはあることは分かっていたけれど、思っていたよりも違いが大きかった。
たとえばData(データ)はオーストラリア英語だと「ダータ」と言うし、Route(ルート)は「ラウト」と言います。全然違いますよね?

読み方だけでなく、きっと発音も日本人特有のアクセントだったのだと思います。
英語を話しているはずなのに伝わらないことが悔しかったです。

同級生も、私の英語を聞き取る努力をしてくれる感じではなかったです。
でも、相手に努力を求めても仕方ないですよね。

高校生のときは、オーストラリアの人と英語でコミュニケーションを取れていたんですよ。
なので、もしかしたら台湾から日本に帰国して英語を使わなくなって、英語力がどんどん落ちてしまったのかも。
英語力をキープするには使い続けることだと痛感しました。

その時は、英語力を取り戻すためにバイリンガルが集まるイベントで友達を作ったり、外国人の方が経営しているショップでアルバイトしたり、とにかく英語を沢山話す機会をつくるようにしました。

 

また、生徒さまには「スピーキングを伸ばしたい!」というお気持ちの方が多いと思いますが、私の場合、むしろ文法の方に苦手意識がありました。

スピーキングは子供の時からやっているので何となく切り抜けることができるけれど、副詞とか、節とか、そういう文法的なものが分からなかったんです。
なので、大学受験のときにテキストを買って勉強して、それは結構苦労しました。

英語の勉強方法を教えて!

大学受験やIELTSの勉強の時に「スキミング (skimming)」をしていました。
2〜3分で長文を読んで、時間がすぎたら長文を見ずに問題を解く、という勉強法です。

その長文が「3分で読めるわけなくない?」と思うぐらい長いんですけど、それをバーッと流し見していくと、速く読む事に段々慣れていくので、皆さんにも試してみてもらいたいな。

あと、受験のときは、単語帳の同じページを何回も見ていました。
単語って後回しにされがちだけど、英語で話すためにはやっぱり大事なんですよ。

新しい単語が出てきたら、意味を調べますよね?
その時に「発音」も一緒に調べてみてください!

発音しながら単語を書いて、手と口を同時に動かすと、単語が身につきやすいです。

生徒さんメッセージ

プライドや恥ずかしい気持ちを乗り越えて、とりあえず口を開いて何か話してみる。
そういう度胸が、英語を話せるようになるために必要なことだと思います。

気持ちの面で「自信を持つこと」が大事です。
なので、少しでも単語を覚えてみたりして、自分が自信を持てる根拠になる努力を積み重ねていきたいですよね。

 

それから、「スピーキングは量をこなすもの」だと思います。
私のスピーキングが伸びた一番の理由は、英会話のマンツーマンレッスンを週3回ほど受けていたからです。

当時の先生とのディスカッションは、文法的にはどう英語を話したらいいか分かりませんでした。
でも、とりあえず口から出してみたら徐々に話せるようになっていくので、やはり量だと思います。

もちろん、相手がいたほうがスピーキングは練習しやすいです。
でも、相手がいない時でもスピーキングの練習はできるんですよ!

映画を観て、その感想を英語で言ってみる。
今日あった出来事を、英語で言ってみる。
それで、上手く英語にできなかった部分をインターネットで調べる。
そうすると、相手がいない時でも、自分一人でスピーキングの練習はできます。

 

海外のドラマや英語を観るなら、カナダの作品がオススメです。
発音がクリアなので聞き取りやすいです。
イギリスの作品は、ストーリーはすごく面白いけど、発音は聞きづらいことが多いかもしれません。

今だとNetflixの「アンという名の少女」というドラマがオススメですし、アメリカ英語なら「Glee」も良いですよ。


Maya先生、ありがとうございました!海外経験のあるMaya先生ならではのエピソードで、積み重ねることの大切さを教えていただけたインタビューでした。

「自分だけ英語ができない」という挫折経験から、それを乗り越えるためにやってきた英語勉強法まで丁寧にシェアしてくださり、参考になるお話が盛りだくさんでしたね!

パーキーでは、Maya先生の英文法レッスンを受けることができます。英検やIELTSなどの試験勉強をしたい方は、経験豊富なMaya先生に相談してみてくださいね♪

 

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