皆さんこんにちは!蒲田・浜松町の英会話パーキーです。
今回は、留学先のLAから帰国したばかりのRikuto先生に、リアルタイムな留学の感想をインタビュー!
留学で大変だったことや、どうやって勉強をしたのかなど、気になることをたくさん質問してみました。
1.いつ英語を習い始めましたか?
英会話教室に通っていた!…とかは特になくて(笑)
小学校5年生の時に週1回、ALTの先生の授業があって、それが英語の習い始めです。
中学校に入ってからは普通の英語の授業にプラスでALTの先生の授業があって、それとプラスで昼休みにカフェのような形式でALTの先生がレッスンをしてくれる時間がありました。なのでちゃんと英語を習い始めたのは皆さんと同じく小学校〜中学校くらいですね。
2.留学しようと思ったきっかけは?
最初は漠然としたアメリカに対する憧れや、単純にアメリカに行ってみたいという希望があったからですね。
アイ・カーリー(アメリカのティーン向けシットコム)を観て、アメリカという場所が自由で面白いと思ったからというのもあるかもしれません。
YouTubeを見るようになってから、西海岸に行きたいと思うようになりました。
3.留学前の英語力はどのくらいだった?
実は、英検は持ってなくて。TOEICは940点を取りました。大学1年目の時にコロナが流行して学校に行けなくて、その間に勉強しました。
でも、留学の要件が TOEICではなくTOEFLだったので、TOEFL対策の勉強をして84点を取ったのですが、その年は留学の選考に落ちてしまって。次の年に90点をとって留学しました。
4.英語はどうやって勉強したの?
英会話教室には通っていなかったので学校の授業と、YouTubeを観ながら自分で勉強しました。
大学受験で英語を勉強する時に、自由英作文を徹底的に対策していて、それをALTの先生にみてもらってました。その時のALTの先生が日本語が話せなかったので、そこでアウトプットできていたんだと思います。
インプットをYouTubeや授業で、アウトプットをALTの先生でという流れができていたのは大きいです。
YouTubeは、あいうえおフォニックスと井上ジョーさんのチャンネルをよく見てました。
大学に入ってからは、寮に留学生がいたので仲良くなって話すようにしてました。
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ここからは留学先で苦労したことや、留学先のLAについてお伺いします!
5.留学中に言葉の壁で苦労したことは?
初日のルームメイトの会話で、何を話しているのか分からなかったのが一番困りました。留学中の宿泊先が寮だったので、キャンパス内の寮で生活していたのですが、ほぼ英語しか使わなくて。ラウンジにいてグループで会話をしている時に、何を話しているか分からないと(会話の)輪に入れないんです。
留学生だからと気を遣われていたようで、それもとてもしんどかったです。
英語が話せない、自分の言いたいことが出てこないと本当に困ります。
この辛い経験があったから、もっとコミュニケーションが取れるようになりたい、会話のキャッチボールがしたいと思うようになって、それが原動力になって本気で英語を習得しようと心に決めました。
日本人の友達ができたのは留学の後半になってからで、それまでは日本人と直接話す事がなかったので全部英語でした。日本語を使えるタイミングがなかったので、必然的に英語を使わないといけないという状況もあって、それが逆にラッキーだったのかもしれないですね。
6.LAってどんな場所?
キャンパス内での生活がほとんどだったので…これが絶対!というわけではないのですが、良い面で言うと本当に晴れの日が多いです。晴れていて、湿度が低くて、暖かい。
あと、本当に人が優しかったです。僕は特に人種差別に遭うとかもなくて。周りには気さくでオープンな性格の人が多かったですね。
街全体としては、観光地とか旅行地が多いので賑わってます。アジア人も多い印象です。
学校でコロンビア人の親友ができて、家族がいるアラバマに連れて行ってもらったのですが、日本人は自分しかいなかったので、アジア人が珍しかったのか結構ジロジロ見られましたね。LAに戻った時にアジア人が多い街だなと、より感じました。
悪かったところで言うと、治安が悪い場所はやっぱりありますね。ホームレスの人が集まる場所とかもあったり。最初の頃は電車に乗っている時に治安が悪いなーと感じることがあったりもしました。
あと、物価がすごく高い。チェーン店でタコスを食べようと思ったら12〜13ドルくらいします。空港で水を買おうと思ったら6ドルくらいのものがあったり。全部が日本にいる時の1.5〜2倍くらい。本当に高いです。
寮だったので良かったのですが、家賃も東京の2倍くらいします。でも特に広いわけでもなく、部屋に個別のエアコンが無かったりもします。フロア全体で管理するエアコン(セントラル空調)だったりするんですよね。
医療費もすごい高いみたいなんですが、僕は留学先の大学の病院で保険が使えたので良かったです。
7.留学を通じて身についたことは?
英語力でいうとリスニング力とスピーキング力は、苦労はしたけれどかなり伸びました。最初は会話に入っていけなかったのですが、ネイティブの中に入っても会話の内容がわかるようになりました。
分からないことがたまにありますが、言いたい事が言いたいタイミングで言えるようになったので、会話で困ることはほとんどなくなりましたね。
性格面では、かなりオープンになったように感じます。コミュ力が上がって会話が繋げられるようにもなりました。ルームメイトの影響もあって、かなりポジティブ思考にもなりましたね。
パーソナリティは本当に良いように変わったと思います。
8.最後に皆様にメッセージをお願いします!
まずは英語を勉強しようとしている人に向けてなのですが、英語は本当に学んだほうがいいです。
AIが進化していて、正直英語が話せなくてもどうにかなるような感じの社会になってきてしまっているのですが、僕はコミュニケーションは相手と自分とのキャッチボールが醍醐味で楽しい事だと思っているので、翻訳を挟んでしまうと面白みが減ってしまうと思います。
英語を学ぶことで自分の思いを自分の言葉で伝えられるようになるのが、英語を学ぶ何よりのメリットです。
次に、留学に行こうと考えている人へ。時間とお金が許す環境にいるのであればぜひ行って欲しいです!
英語が話せるようになるのは副次的なもので、留学することで本当に価値観が変わります。
日本に戻ってきた時に感じたのですが、本当に日本人しかいなくて単一民族だなーと。日本って日本人が住むには治安もいいしご飯も美味しいし、とてもいい場所なのですが、単一的な考え方を持った人が多くなってしまうというか。
自分が持っていないような考え方を持った人に会ったり、自分の視野を広げるには、似たような文化圏に行くよりも、違う文化圏で多様な文化を持つ人々が集まるところに行くのがオススメです。一度海外に行ってみないと、グローバルな価値観を持つことってやっぱり難しいと思います。
自分の人生の選択肢が広がるのに伴って、英語のスキルはついてきますよ。
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Rikuto先生、ありがとうございました!
帰国したばかりのRikuto先生だからこそ、リアルな留学生活や勉強方法について聞く事ができました。
実は面白いお話がもっとたくさんあったので、ぜひRikuto先生に会ったら直接お話を聞いてみてくださいね♪
英語はじめてでも安心!英会話パーキーです。