投稿日:2025年11月18日  最終更新日:2025年11月18日

みなさんこんにちは!英会話パーキースタッフです。

「留学中に英語を学びながら働けたら最高!」そう思ったことはありませんか?
実は、英語圏の多くの国では、留学生でも働けるチャンスがあります。英語がまだ完璧でなくても、笑顔とやる気があれば大丈夫な勤務先もあったりして、働くことは単なるアルバイトではなく、生きた英語を身につける最高のレッスンになります。

今回は、人気の5か国――アメリカ・オーストラリア・カナダ・イギリス・ニュージーランドで、「語学留学をしながら働けるのか?」をわかりやすく紹介します。これから留学をしようかと考えている人は、参考にしてみてくださいね。


アメリカ:基本は「学ぶこと」に集中

アメリカは世界中から学生が集まる教育大国。ただし、語学留学生の就労には制限があります。

学生ビザ(F-1)で語学学校に通う場合、基本的に校外でのアルバイトは禁止です。ただし、キャンパス内(On-campus)なら週20時間以内で就労OKなことも。語学学校ではなく大学・専門課程に進学すれば、インターン制度(OPTなど)を通じて働ける可能性もあります。

🧡人気の仕事
・大学カフェや図書館、事務アシスタントなどのキャンパス内バイト
・大学進学後は企業インターンやリサーチアシスタントなども

アメリカは働くハードルが少し高いですが、学業重視の環境で「まずは勉強とキャンパス生活で英語に慣れる」というステップを踏むのがおすすめです。実力をつけてからOPTで企業で働くのは、まさに“夢のキャリア留学”ではないでしょうか。


オーストラリア:留学生に最も優しい“ワーク&スタディ”の国

オーストラリアは、語学留学生が働きやすい国ナンバーワンです。政府が「学びながら働く」ことを正式に認めており、多くの学生が生活費を自分でまかなっています。

学生ビザで週48時間まで就労可能で、学校が休みの期間はフルタイム勤務OKです。さらに最低賃金が高く、2025年の7月には時給25ドル前後(約2,500円〜)週給948豪ドルに引き上げられました。

🧡 人気の仕事
・カフェやレストランのスタッフ(英語初心者にも人気)
・日本食レストラン、ホテル、ファームジョブなど

英語力が初級でもチャンスが多く、実際に「カフェで働いて英語が伸びた!」という留学生が多いです。オーストラリアでは、“働くこと=英語の練習”として自然にスキルアップできます。


カナダ:Co-op留学で実務経験が積める!

カナダは、英語圏の中でも「学びと働きを両立できる制度」が整っている国で、特に人気なのが、Co-op(コープ)プログラムです。

語学学校だけでは原則アルバイトはできません。ただし、専門学校+有給インターン(Co-op)なら法律の範囲内で働くことができます。ワーキングホリデービザを使えば就労も自由です。

🧡 人気の仕事例
・カフェ、ホテル、リゾート施設
・IT企業や教育機関でのオフィスアシスタント
・学校スタッフ、保育補助など

カナダは多文化国家で、英語が完璧でなくても受け入れてくれる職場が多いのが特徴です。英語に自信がない人でも「聞く」「話す」を毎日繰り返すうちに、自然と耳と口が慣れていきます。


イギリス:条件つきで働ける

イギリスは「学びの国」として人気ですが、就労ルールはやや厳しめです。それでも、一定の条件を満たせば働けます。

学生ビザ(Student Visa)の場合、週10〜20時間まで就労可能(語学コースが一定期間以上の場合に限る)ですが、6ヶ月未満の短期留学では就労することができません。人気の留学先のロンドンでは留学生アルバイトが多く、求人も豊富です。

🧡 人気の仕事例
・カフェ、パブ、ホテルスタッフ
・日本食レストランやお弁当販売店
・観光地のショップスタッフ

イギリスでは、丁寧で美しいブリティッシュ英語に囲まれながら働けます。少しフォーマルな接客英語を学びたい人には最適な環境です。


ニュージーランド:自然の中でのびのび働ける

ニュージーランドは、フレンドリーな国民性と美しい自然が魅力です。英語学習と仕事のバランスをとりやすく、留学生にも優しい制度があります。

学生ビザで週20時間まで就労可能で、オーストラリアと同じく休暇中はフルタイムでの勤務が可能です。最低時給23ドル前後(約2,000円)です。

🧡 人気の仕事例
・カフェ、レストラン、ホテルスタッフ
・ファームジョブ(果樹園、牧場など)
・ベビーシッター、清掃など

働きながら、のびのびとした英語環境に浸れるのが魅力です。都会よりもフレンドリーな会話が多く、初心者でもリラックスして英語を使えます。


働きながら英語を学ぶコツ3つ

① ビザの条件をしっかり確認!

「語学留学で働ける」といっても、国や学校によってルールが異なります。まずはビザの種類と就労条件を必ずチェックしましょう。

② 英語力よりも「態度」!

英語が流暢でなくても、笑顔・元気・積極性があれば採用されることは多いです。“Could you say that again, please?”(もう一度言ってもらえますか?)という勇気ある一言が、信頼につながります。

③ 仕事を「英語のレッスン」に変える!

カフェでの接客、ホテルでの挨拶、同僚との雑談、すべてが“生きた英語”を身につけるための経験になります。働く時間がそのまま英会話の練習時間になりますよ。

いかがでしたか

英語圏の留学生活では、仕事も学びの一部です。最初は“Sorry?”と聞き返すことが多くても、数ヶ月後には自然に “No worries!”(気にしないで!) と言えるようになります。語学学校の教室を飛び出して、自分の英語を世界で試してみましょう。