こんにちは!
浜松町・汐留、蒲田英会話のパーキーです。
今回は「ストッキング」の英語表現についてご紹介します!

ストッキングは英語でPanty Stockings

日本で肌色の薄い形状のストッキングと呼ばれている履物は英語で”Panty Stockings“と言います。

そのまま、”Stockings“と呼ぶと少し違った意味になってしまう場合があるため、次の段落でその違いについてご紹介します。

例文.) I’ve got a run in my panty stockings. (ストッキングが伝線してしまいました)

例文.) How to stop a run in panty stockings? (どうやったらストッキング伝線を止めることができるのですか?)

“Panty Stockings”は”Stockings”の進化系?

足をカバーする”Panty Stockings“と”Stockings“はどのように違うのかここでは説明していきたいと思います。

まず、前の段落でご紹介したように、透明感のある薄い生地でできている日本でストッキングと呼ばれている履物は、英語では”Panty Stockings“と呼ばれています。

では海外でいう”Stockings“とは何でしょう?

実は海外では、”Stockings“とは大腿までをカバーする履き物を指すため、日本でストッキングと呼ばれる脚全体をカバーする”Panty Stockings“とは意味が大きく違ってきます。この下半身全体をカバーする”Panty Stockings“はもともと”Stockings“から派生した履物なのです。

当初ストッキングは、編み棒(木の棒=”Stock“)で編まれていたことから”Stockings“と名付けられました。もともとストッキングとは男性用に編まれたシルク製のニーハイソックスのことを指していたのですが、17世紀にイギリスのエリザベス女王1世が絹のストッキングを履き、愛用したことがきっかけとなり、女性もストッキングを履くようになりました。この頃のストッキングはセパレート・ストッキング(Separate Stockings)という、切り離された履き物のことを指していたのです。

その後17世紀には、ウール産やコットン産のストッキングが機械で大量生産されるようになり流行しましたが、1935年には伝染しない(=No-run)ナイロンが発明されたため、主流が化学繊維を使ったストッキングが主流へと移り替わっていきました。そして戦後1960年代には現在の切り離されていない一枚のストッキング(海外ではPanty Stockings)が発明されたのです。

このような背景から海外ではStockingsの意味がそれぞれ異なることがあり、海外でストッキングを探しても、日本人の考えるストッキングと違うものが出てくるときがあるので注意しましょう。

“Stockings”は”s”が必要

前の段落でお伝えした通り、従来切り離された二枚の履き物を併せて”Stockings“と呼んでいたため、ストッキングには英語では”s”をつけ複数形で呼ぶ必要があります。”Socks“(靴下)、”Shoes“(靴)、”Glasses“(眼鏡)など、複数形で呼ぶことが一般的な単語と同じ扱いになります。

ストッキングとタイツとレギンスと

ここではストッキング、タイツ、レギンスといった脚に関わる履き物の違いについて調べてまとめたものを表にしています。

肌色や茶色、黒系の透明感のある薄いナイロン生地でできている一枚の履き物

25~30デニール未満

肌色や茶色、黒系のある薄いナイロン生地でできている二枚の履き物

30デニール以上のことが多い

クリスマスツリーに飾る靴下
米国 Pantyhose (Hosiery) Stockings/Tights Christmas Stockings
英国 Sheer Tights Tights

クリスマスツリーに飾る靴下は”Christmas Stockings“と呼びます。

おわりに

いかがでしたか?
日常的に使っている言葉でも、英語にすると思い浮かばないこともありますよね。
特に日常に関する単語は一度覚えておくと便利です。

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