投稿日:2022年6月1日 最終更新日:2024年1月19日
皆さんこんにちは!蒲田浜松町の英会話パーキー講師Asuです。
洋楽や洋画で「I’d like to~」「would you like~」というフレーズを聞いた事はありませんか?
今回はwould you like の意味と使い方について詳しく解説していきます。
would likeの意味
まずwould likeの意味から説明していきますね。基本的に「would like」=「 want」です。つまりwantを丁寧な言葉にしたものがwould likeだと思ってください。
■I want to go to the bathroom. (トイレに行きたい)
👉I would like to go to the bathroom.(トイレに行きたいです)
■I want this book. (この本が欲しい)
👉I would like this book. (この本が欲しいです)
■What do you want to drink? (何を飲みたい?)
👉What would you like to drink? (何をお飲みになりますか?)
このように、同じ意味のフレーズでも丁寧語にできるのがwould likeなのです。
尚、「I’d like to」は「I would like to」の短縮形であり意味は同じです。
would likeの使い方
それではここから、would likeの使い方を文法的に解説していきます。文法と言われると「難しそう」と感じるかもしれませんが、以下の5パターンを何となく覚えておけば敬語表現の幅がグッと広がります。
また、海外旅行に行くときなどは自分がお客さんの立場になりますから、店員さんに敬語で話しかけられることもあります。聞かれた質問を理解するためにも、今回の解説を見ておくようにしてください。
① I would like to 動詞:〜したいです
would likeの直後に「to+動詞」がくるのは、I want to ●●●(〜したい)を丁寧にした形ですね。
I would like to get a new car.
(新しい車が欲しいです。)
I would like to take a break.
(休憩したいです。)
② I would like 名詞:〜がほしいです
would like の直後に「名詞(物など)」がくるのは、I want ●●●(〜がほしい)を丁寧にした形です。
I would like some green tea.
(緑茶をいただきたいです。)
I would like something to read.
(何か読むものが欲しいです。)
③ I would like 人 to 動詞:●●●に〜してほしいです
would likeの直後に「人 to 動詞」がくるのは、I want ●●● to ~(●●●に〜してほしい)を丁寧にした形です。
I would like you to go on a business trip to Kyoto.
(京都出張に行ってほしいです。)
I would like you to drop by my office.
(私の事務所に立ち寄っていただきたいです。)
④ Would like to 動詞?:〜したいですか?
こちらは① I would like to 動詞:〜したいです の疑問文で「〜したいですか?」と相手に聞くときに使います。
Would you like to go for a drink?
(飲みに行きますか?)
Would you like to take a taxi?
(タクシー使いますか?)
⑤Would you like 名詞?:〜はいかがですか?
最後は② I would like 名詞:〜がほしいです の疑問文で「〜はいかがですか?」と相手に聞くときに使います。
Would you like some coffee?
(コーヒーはいかがですか?)
Would you like a blanket?
(ブランケットはいかがですか?)
会話例
例えばビジネスシーンではこんなふうにwould likeが使われます。
会話例を以下に載せるので、よろしければご参考にされてくださいね。
例)会議の日程を変更する時
あなた:
Hello Nancy, I am sorry but could you change our meeting time?
(ナンシーさん、申し訳ないけれどミーティング時間を変更できますか?)
取引先のNancy:
I think I could. Is there any problem?
(できると思いますよ。何かありましたか?)
あなた:
My boss Ken would like to leave our office at 4 pm to meet your president at 6 pm.
(上司のKenが御社の社長と6時に直接会うそうで、4時に事務所を出たいとのことなんです。)
Nancy:
Oh, I see. Would you like me to reschedule it for tomorrow, or next week?
(あぁ、わかりました。明日か来週に変更しますか?)
あなた:
Are you available at 2 pm tomorrow?
(明日の2時はいかがですか?)
例)お客様が家に来た時
あなた:
Thank you for coming. Would you like some coffee?
(お越し頂きありがとうございます。コーヒーはいかがですか?)
お客様:
Thank you, but I would like tea or water if you have.
(ありがとうございます、でもお茶かお水があればお願いしたいです。)
あなた:
I have a bottle of water in the fridge. Please give me a second.
(冷蔵庫に水のボトルがありますよ。お待ちくださいね。)
まとめ
今回はwould likeの使い方について解説させていただきました。大きく分ければ「would like to 動詞」と「would like 名詞」の2パターンなので、是非両方とも使ってみてください。敬語を使えると話せる相手の幅も広がりますし、失礼がないかドキドキすることもなくなりますので、安心です。
英文法講師・Web担当。元・パーキーの生徒。
外資企業を退社後、カナダへ社会人留学しました。