投稿日:2022年7月15日 最終更新日:2025年12月12日
こんにちは!蒲田・浜松町の英会話パーキースタッフのAsukaです。
みなさんは悪いニュースを伝えなければならない時、英語で表現できますか?
今回は「残念ながら…」の英語表現について解説します!
残念ながら(あいにく)の英語表現

残念ながら(あいにく)等を表す英語表現は、以下の通りです。
主に相手にとって残念な時
- Unfortunately
- I’m afraid that 〜
- I’m sorry, but 〜
主に自分にとって残念な時
- I’m sad to say that 〜
- It’s a shame
- To my regret,
では一つずつ解説していきます!
主に相手にとって残念な時
Unfortunately:どんな状況でも使える「残念ながら」
一番よく使う英語表現といえばこれ「Unfortunately(アンフォーチュネトリー)」です。
直訳すると「不運なことに」という意味で、良くないことがあった時には「Unfortunately」を使ってお伝えします。
Unfortunately, we may not be able to hire new staff next year.
(残念ながら、来年は新規採用ができないかもしれません)
Unfortunately, the book is out of stock.
(残念ながら、その本は在庫切れです)
ちなみに「Unfortunately」はお誘いを断るときにも使えます!

A: Would you like to go for a drink with us?
(一緒に飲みに行かない?)

B: Unfortunately, I can’t drink today. I have a medical checkup tomorrow.
(残念だけど今日は飲めないんだ。明日が健康診断だから)
「I’m afraid that 〜」は「申し訳ないですけど〜なんです」という「謝罪のスタンス」のときに使えます。接客業をしていて「大変恐れ入りますが…」と希望に添えないことを伝えるときは「I’m afraid」を一般的に使います。
I’m afraid that 〜:相手の希望に添えないとき
I’m afraid that we cannot exchange sale items for another one.
(大変恐縮ですが、セール商品は交換できないことになっています。)
I’m afraid that we might not be able to meet the deadline.
(大変申し訳ございませんが、納期に間に合わせることができないかもしれません)
ちなみにビジネスシーンでなく日常会話でも「I’m afraid」は普通に使います!
例えば、「残念ながらそうなんだよね…」と言う場合には「I’m afraid so.」と言います。

A: What? My boyfriend is married…?
(え?わたしの彼氏が既婚者ですって・・・?

B: I’m afraid so.
(残念ながらそのようです)
あるいは、「残念ながら違うみたいです」と言う場合には I’m afraid not. と言います。

A: You’re just kidding, right?
(冗談でしょ?)

B: I’m afraid not.
(残念ながら違います)
I’m sorry, but 〜:申し訳ない気持ちを込めたい時
「I’m sorry」から始めると「申し訳ない」という自分の気持ちを込めることができます。ニュアンス的には「I’m afraid that」とほぼ同じです。
※「I’m sorry」の後には必ず「but」をつけるようにしましょう。「but」を省略して「I’m sorry 〜」にすると伝えたいことのニュアンスがちょっと変わってしまいます。

A: Can I book a single room for next Sunday?
次の土曜にシングルルームを予約できますか?

B: I’m sorry, but there are no vacancies.
(申し訳ございませんが、空きがないんです。)
主に自分にとって残念な時

I’m sad to say that 〜:残念なことを言うとき
「I’m sad to say」から始めると「これから私(または私達)にとって悲しいことを言います」という前振りになります。
また「I’m sad to say」の後は「that」が入ります。先ほどの「I’m sorry, but 〜」とちょっと似ていますが、「but」ではなく「that」が続くのでご注意ください。

A: Have some coffee now? Let’s catch up with each other!
(コーヒーでもどう? 近況報告しようよ!)

B: I’m sad to say that I have to go back to work. Are you free on Monday afternoon?
(残念だけど仕事に戻らないといけなくて。月曜の午後は空いてる?)
It’s a shame:悲しみを表現するとき
「It’s a shame」は「残念です」という意味です。
「shame」の意味ですが、学校で「恥」だと習った方も少なくないのではないでしょうか?「It’s a shame」はと言う場合は「ガッカリです…」という意味になるのです。
「shame」は恥ずかしいだけではなく「悲しみ」「つらさ」「悔しさ」を表す言葉でもあることを覚えておいてくださいね♪

A: Bob said he can’t make it to the party tomorrow.
(ボブが明日のパーティー来られないって)

B: It’s a shame. We planned to surprise him with a birthday cake.
(それは残念だね。サプライズで彼にバースデーケーキを出すつもりだったのに)
To my regret, 〜:誠に遺憾ながら…と言うとき
「to my regret」も「残念です」という意味です。「regret」は「後悔」だと習いましたよね?でも、それは動詞の「regret」。
この場合は名詞の「regret」で「残念」「落胆」という意味になります。
It’s a shameと似ていますが、
・shame → 悲しい、つらい
・regret → 遺憾、嘆かわしい
みたいな感じで若干ニュアンスが異なります。
To my regret, I can’t accept this offer.
(残念ながら、このご依頼はお受けできません0
最後に
いかがでしたか?どれも和訳すれば「残念ながら…」なのですが、それぞれに意味合いがちょっと異なります。状況によって使い分けられるといいですね!

英語はじめてでも安心!英会話パーキーです。
