投稿日:2025年10月7日  最終更新日:2025年10月10日

皆さんこんにちは!英会話パーキースタッフです。

皆さんは駅で英語で道案内したり、海外で道を訊いたことはありますか?

旅行者にとって、駅は一番迷い場所の1つといっても過言ではありません。切符を買うのか、ICカードを持っているのか、どの電車に乗ってどこで降りればいいのか…国内旅行ですら迷ってしまうのに、海外ならなおさらです。

今回は、そんな時に知っていれば得をする「駅で役立つ道案内英語」についてシーン別に紹介します。自分が海外に行くことがなくても、覚えておいて損はありませんよ♪

駅で迷っている人に声をかける

相手から声をかけられることももちろんありますが、スマホやガイドブックを片手にきょろきょろしている、そんな人は高確率で迷っています。迷っていても声をかけられない、どこに助けを求めたらいいかわからない人もいるので、時間があるときはこちらから声をかけてあげるのも親切ですよ。

Do you need help? / 助けが必要ですか?
Are you looking for ~?/ ○○を探していますか?

シンプルに「Do you need help? / 助けが必要ですか?」と訊いてみるだけで大丈夫です。もし日本語が話せなくて英語が得意でなくても、まず笑顔で声をかけてあげれば、あとはスマホで何とかなります。

切符の購入について説明する

電車に乗る前にまずは切符を買う必要があります。切符の買い方がわからない人がいれば、まずみどりの窓口を案内するのが親切です。たいていの場合そこで購入から乗る電車まで案内してくれたり、ガイドマップがもらえたりするので、みどりの窓口を案内すれば大丈夫です。

Please go to the “Midori no Madoguchi”. / みどりの窓口に行ってください。
You can ask the staff there. / スタッフに聞けますよ。

「みどりの窓口」は何と英語でもカタカナ表記のまま「Midori-no-madoguchi」で通じます。「JR Ticket Office / JR Ticket Window」と補足説明をしておけば、OKです。Ticket officeは窓口、Ticket windowは販売所や窓口という意味合いで使われます。

Have you bought a ticket? / 切符を買いましたか?
Do you have an IC card? / ICカードを持っていますか?
You can use IC cards like Suica or ICOCA. / SuicaやICOCAのようなICカードが使えますよ。

あらかじめお金をチャージして使う「ICカード」は、世界中の多くの都市で地下鉄・トラム・バスの乗車やショッピングに使えるので、システムを理解している人は多いです。訪日観光客向けの短期利用者向け交通系ICカードもあります。

乗る電車を案内する

どの電車に乗ればいいかはよく訊かれるので、わかれば教えてあげてください。

You should take the JR Line. / JR線に乗るといいですよ。
Go to Platform 3 for the Osaka-bound train. / 大阪行きの電車は3番ホームです。

Platform(ホーム)とbound (~行き)は覚えておきたい英語です。車内アナウンスでよく聞く「bound for ~」は「~行き」という意味です。for をつけて目的地を示す前置詞句になります。「Tokyo-bound」のように名詞を修飾する「〜行きの」という意味の形容詞の形でも使われます。

All Osaka-bound flights are delayed today. / 本日の大阪行きの全ての便は遅延しています。

使い分けは言葉の形とシーンの違いで、Tokyo-boundは形容詞、bound for Tokyoは文の一部と整理しておくと最初はわかりやすいです。

訪日観光客の中には新幹線を利用する人も多くいます。新幹線には指定席があるので、席の予約をしたかどうかを訊いてあげると親切です。

Did you reserve a seat on the Shinkansen? / 新幹線の座席は予約しましたか?
You can buy a reserved seat ticket at the ticket office. / 切符売り場で指定席券を買えますよ。
Without a reservation, you can take a non-reserved seat car. / 予約なしなら自由席に乗れます。

新幹線に乗る人なら車内アナウンスで聞いたことがあるとは思いますが、新幹線は「Shinkansen」です。新幹線の座席の「reserved seat(指定席)」と「non-reserved seat(自由席)」も覚えておきたい単語です。

ちょっとした気遣い

Have a nice trip! / よい旅を!
Enjoy your ride! / 電車を楽しんでください!

せっかくコミュニケーションを取るのであれば、最後に一言添えてみましょう。「Have a 〜」「Enjoy 〜」はかなり自由度が高く使える言い回しです。慌てず笑顔で見送りましょう。

いかがでしたか?「袖振り合うも多生の縁」と言いますが、たった一言、数分言葉を交わしただけでも「旅先で親切にしてもらった」という思い出として残るものです。

もし案内が不安だったり観光地周辺での道案内であれば、近くの窓口やインフォメーションセンターを教えてあげてくださいね♪