投稿日:2025年12月20日 最終更新日:2025年12月20日
皆さんこんにちは!英会話パーキースタッフです。
「推しが尊い…!」――アニメ好きやアイドル好きの人なら、つい口にしてしまうこの言葉。でも実は、こうした“オタク的な感情”を表す英語表現もたくさんあるんです。
この記事では、海外でも通じる・使われている「オタク用語」5つを紹介します。英語で推しを語れるようになれば、世界中のファンと気持ちを共有できるかもしれませんよ。
推し=Bias / Favorite / Stan

日本語の「推し」にぴったりの英語は、実は一つではありません。K-POPファンの間では「bias(バイアス)」がよく使われます。
もう少しカジュアルに言いたいときは「favorite」でもOKです。
さらにアメリカの若者スラングで人気なのが「stan」。もともと「stalker(ストーカー)」と「fan(ファン)」を合わせた言葉で、「熱狂的ファン」を意味します。
SNSでも “#stan” がつく投稿をよく見かけます。
尊い=Wholesome / Pure / So precious

「尊い…!」という日本独特の感情をそのまま英語にするのは難しいですが、英語にも似たニュアンスの言葉があります。
たとえば「wholesome」は“心が洗われるような尊さ”。
Their friendship is so wholesome. / あの二人の友情、尊すぎる…
「pure(ピュア)」も使えますが、より感情をこめたいなら
He’s so precious! / 彼、尊すぎる!
“precious”は「宝物のように大切」という意味で、推しが何か可愛いことをしたときにぴったりです。
神回=Legendary episode / Iconic scene

アニメやドラマで「これは神回だ!」と言いたくなる瞬間はありませんか?英語では「legendary(伝説的な)」や「iconic(象徴的な)」を使います。
That was a legendary episode! / あれは神回だったね!
The ending scene is so iconic. / あのラストシーン、神すぎる!
「legendary」は褒め言葉として万能で、
That performance was legendary! / あのパフォーマンス、最高だった!
のようにも使えます。
沼る=Get obsessed / Fall down the rabbit hole

オタク界隈でよく使う「沼る」「抜け出せない…」という表現です。英語では「get obsessed(夢中になる)」や「fall down the rabbit hole(ウサギの穴に落ちる)」が自然です。
I got obsessed with Demon Slayer after one episode. / 1話見ただけで鬼滅の刃に沼った…
「rabbit hole」は『不思議の国のアリス』から来た表現で、気づいたら深みにハマって抜けられない状態を指します。
I fell down the K-pop rabbit hole. / K-POPの沼に落ちた…
ガチ勢=Hardcore fan / Die-hard fan

「ガチ勢」は英語で「hardcore fan」または「die-hard fan」、どちらも「本気のファン」「筋金入りのファン」という意味です。
She’s a die-hard Star Wars fan. / 彼女はガチのスター・ウォーズファンだよ
「casual fan(ライトファン)」と対比して使うことも多く、
I’m not just a casual fan, I’m hardcore. / 私はにわかじゃなくてガチ勢だよ
といった言い方もできます。
どんなふうに使うの?

A: I started watching that series last weekend, and I totally fell down the rabbit hole.
「先週末そのシリーズを見始めたんだけど、完全に沼に落ちたよ。」

B: That was fast. So… have you already chosen a bias?
「早いね。それで…もう推しは決めたの?」

A: I didn’t mean to, but yeah.
That calm character who’s always in the background is my bias.
「決めるつもりじゃなかったんだけどね、でも…。
いつも後ろで静かにしてるあのキャラが推し。」

B: Of course he is. Those quiet types always pull people in.
「やっぱりね。ああいう静かなタイプって、必ず人を引き込むんだよ。」

A: Exactly. The way he supports everyone without asking for attention is so precious.
「でしょ。目立とうとせずにみんなを支えてるところが、本当に尊い。」

B: I know what you mean.
Moments like that are what make a bias truly precious.
「わかる。そういう瞬間があるから、推しが本当に尊くなるんだよね。」
オタク用語は、単なるスラングではなく“感情を共有する言葉”。海外でもアニメ・K-POP・ゲーム文化の広がりとともに、こうした表現はどんどん浸透しています。
英語で「推し」や「尊い」を語れるようになると、日本語の“オタク心”が世界中のファンにもきっと伝わります。
今日からあなたも “global otaku” の仲間入りです!
PerkyのWEbサイト運用担当。海外でお酒やコーヒーの勉強をしてました!
