投稿日:2026年1月14日 最終更新日:2026年1月16日
皆さんこんにちは!英会話パーキースタッフです。
皆さんは海外滞在中に体調を崩したことはありますか?いざ海外に留学や長期滞在をすると、風邪をひいたり、体を痛めたりと、ちょっとした体調不良に出会うことがあります。しかし、日本のように「ドラッグストアでいつもの薬を買う」というわけにはいきません。薬の名前や販売形態、病院のシステムも国によって大きく異なります。
今回は、海外での「薬事情」を中心に、知っておくと安心な英語表現や文化の違いを紹介します。
薬局は国によって名前が違う

日本で「薬局」といえばドラッグストアですが、海外では少し事情が違います。
アメリカでは薬を売るお店を “pharmacy(ファーマシー)” と呼びます。大手チェーンには CVS や Walgreens があり、ドラッグストアというより「薬+日用品」のお店であることが多いです。
一方、イギリスやオーストラリアでは “chemist(ケミスト)” と呼ばれることもあります。
ちなみに、看板の十字マーク(緑や赤)も国によって形が違い、見慣れたマークが見つからないので、旅行中にちょっとした“薬局探し”になることもあります。
pharmacy(薬局)
chemist(薬局/薬剤師)
prescription(処方箋)

A: You don’t look well. Are you okay?
顔色がよくないけど、大丈夫?

B: Not really. I have a headache and a sore throat.
あまり良くないです。頭痛と喉の痛みがあって。

A: That sounds tough. Did you see a doctor?
それはつらいね。お医者さんには行った?

B: Not yet. I need to go to the pharmacy.
まだです。薬局に行きたいです。

A: Okay. Do you want me to come with you?
じゃあ、一緒に行こうか?

B: That would be great. Thank you.
ぜひお願いします。ありがとう。
風邪薬を買うのにも症状別

日本の薬は「総合感冒薬」として、一粒で鼻・喉・熱など全部カバーしてくれますよね。
しかし海外では、「どの症状に効かせたいか」をはっきり選ぶ必要があります。
鼻づまり → decongestant(デコンジェスタント)
のどの痛み → sore throat lozenge(のど飴タイプの薬)
熱 → fever reducer(解熱剤)
咳 → cough syrup(シロップタイプの咳止め)
というように、1種類ずつ買うのが一般的です。「なんでも効く」薬を求めると、薬剤師に「どの症状?」と聞き返されてしまいます。

A: I have a sore throat and a headache.
喉が痛くて、頭も痛いんです。

B: I see. How long have you had these symptoms?
そうですか。症状はいつから出ていますか?

A: Since yesterday.
昨日からです。

B: Okay. Do you have a fever?
なるほど。熱はありますか?

A: No, I don’t.
いいえ、ありません。

B: In that case, I recommend this pain reliever and throat lozenges.
They should help with both the pain and inflammation.
でしたら、こちらの鎮痛剤とトローチをおすすめします。
痛みと炎症の両方に効きますよ。

A: Do I need a prescription?
処方箋は必要ですか?

B: No, these are over-the-counter.
いいえ、市販薬です。
海外では薬の成分も日本より強いことが多く、「効きすぎて眠くなる」なんてこともあります。試す前に、成分(active ingredient) や 用量(dosage) をチェックしましょう。
“medical patch”では伝わらない日本の常識

日本人がよく使う薬で必ずと言っていいほど名前が挙がるのが「湿布」。肩こり、筋肉痛、腰痛――どんな痛みにもペタッと貼れば安心ですが、海外ではほとんど見かけません。
湿布をそのまま “medical patch” や “pain relief sheet” と言っても、わからないという顔をされることが多いです。海外では、同じ効果を「塗る」「温める」「冷やす」で対応するのが一般的です。
Pain relief cream / gel(塗るタイプの鎮痛剤)
例:Voltaren gel, Bengay, Icy Hot
Heating pad / Cold pack(温熱パッド・冷却パック)

A: I’m looking for a cooling patch for muscle pain.
筋肉痛用の冷却パッチを探しています

B: This one works well for muscle pain and helps reduce inflammation.
こちらは筋肉痛によく効いて、炎症を抑える効果があります。
海外では“貼る文化”よりも“塗る文化”です。湿布のスーッとする感覚が恋しくなったら、日本から持っていくのが一番です。
病院に行くとき

市販薬で治らないときは、病院に行くしかありません。しかし、診察も説明ももちろんすべて英語。
まず受付では、
I’d like to see a doctor. / 医者に診てもらいたいです
と言えば通じます。
症状を伝えるときのポイントは、「短く・具体的に」が基本です。
Heating pad / Cold pack(温熱パッド・冷却パック)
“I have a fever and cough.”(熱と咳があります)
“My stomach hurts.”(お腹が痛いです)
“I feel dizzy.”(めまいがします)
診察後には処方箋(prescription)をもらい、薬局で受け取るのが一般的です。薬剤師からは服用の説明を受けます。
“Take one tablet twice a day after meals.”
(1日2回、食後に1錠服用)
英語での薬の指示は聞き逃しやすいので、メモしてもらうか、“Could you please write it down?”(書いてもらえますか?)とお願いしましょう。
日本から持っていくと安心な常備薬リスト

最後に、留学生や長期滞在者が「持ってきてよかった!」と感じた薬を紹介します。
風邪薬(cold medicine):ルル、パブロン
胃薬(stomach medicine):正露丸、太田胃散
鎮痛剤(painkiller):イブ、バファリン
湿布(pain relief patch):サロンパス
目薬(eye drops):乾燥対策
小分け袋(zipper bag / pill case):薬を整理するのに便利
海外の薬は効き目が強いこともあるため、まずは「使い慣れた日本の薬」を少し持っていくのが安心。税関でのトラブルを避けるため、箱や説明書、成分ラベルを一緒に持っていくのがおすすめです。
いかがでしたか?海外で体調を崩すと、「薬が違う」「湿布がない」「病院が高い」とカルチャーショックを受ける人も少なくありません。しかし、事前に知っておけば、焦ることなく対処できます。
体調管理は異国で生きる力のひとつです。健康で楽しい滞在生活を送るために、英語の薬表現も少しずつ覚えていきましょう。
PerkyのWEbサイト運用担当。海外でお酒やコーヒーの勉強をしてました!
