投稿日:2025年11月8日 最終更新日:2025年11月8日
みなさんこんにちは!英会話パーキースタッフです。
海外留学や長期滞在の生活が始まったら、まず必要になるのが「スーパーでの買い物」ではないでしょうか。日本と同じようで実は違うアメリカのスーパーでは、レジでの会話やセルフチェックアウトなど、英語が意外と重要になります。
今回は、入店から会計までの流れを追いながら、アメリカのスーパーで使える英語フレーズを紹介します。
文化の違いも交えて、楽しく予習していきましょう!
入店

入店するとすぐに見えるのが「カート(shopping cart)」と「買い物カゴ(basket)」が並んでいます。コストコなどの大型スーパーで見かけるように、アメリカではほとんどの人がカート派です。カゴは日本ほど一般的ではありません。
Where can I get a shopping cart? / カートはどこにありますか?
Do you have a basket? / カゴはありますか?
Excuse me, where can I find milk? / すみません、牛乳はどこにありますか?
スーパーの店員さんはフレンドリーなことが多く、道を聞くと、「Oh, it’s over there!」と笑顔で案内してくれたり、そのまま雑談が始まることもあります。“Thank you!” “Have a nice day!” を自然に返せると好印象です。
商品を探す・量り売りコーナー

アメリカのスーパーでは「デリ(deli)」や「バルク(bulk)」コーナーなど、量り売りが人気です。肉・チーズ・ナッツ・キャンディなど、好きな種類と好きな量を店員さんに伝えて袋に詰めてもらうスタイルです。
Can I get half a pound of turkey, please? / ターキーをハーフパウンドください
Could you slice it thin? / 薄くスライスしてもらえますか?
I’ll take this one, please. / これをください
1ポンド=約450gです。感覚がつかめるまでは、店員さんに“How much is that in grams?”(グラムだとどれくらい?)と聞けばグラムで答えてくれます。
レジ

レジは土地によってかなり特徴があります。アメリカは日本ともヨーロッパとも違い、店員さんとのちょっとした会話(small talk)が多く、支払い方法も多様です。袋詰めを自分でする場合もあります!
ヨーロッパと同じようにアメリカにもコンベア式のレーンはありますが、雰囲気はヨーロッパほど“流れ作業”ではありません。
店員さんがスキャンしながら「How’s your day?(今日はどう?)」など雑談をしてくれて、多くの場合、店員さんが袋詰め(bagging)までしてくれるのが特徴です。無言で会計すると「不機嫌?」と思われて印象が良くないので注意が必要です。大きなスーパー(Walmart, Target, Safewayなど)ではレジ係+袋詰め専用スタッフ(bagger)がいることもあります。チップは不要ですが、フレンドリーに対応するのがマナーです。
レジについては地域や店舗によって差があり、小さなスーパーやセルフレジでは自分で袋詰め、都市部では紙袋が有料になってきている(環境対策)というケースも増えています。セルフレジ(self-checkout)では日本と同じように「Scan your items(商品をスキャンしてください)」などの音声が流れます。
会計後〜袋詰め・出口

レジの項目でも解説した通り、会計するときに商品を袋詰めしてくれることもありますが、セルフレジではもちろん自分で袋詰めです。そして日本のように袋詰め専用の台がないこともあるので注意が必要です。
アメリカでは、スーパーの出入口付近や駐車場の中に「Cart Return(カート返却所)」が設置されています。そこにカートを戻すのが基本ですが、「絶対そこに戻さなきゃダメ!」というほど厳しくはありません。
車までカートで荷物を運ぶ → 荷物をトランクに入れる →近くの“Cart Return”に置く(または、置かない人もいる)という感じです。なのでカートを駐車場にそのまま置いていく人も珍しくありません。特に郊外の広いスーパーでは、「カートが風で転がって車にぶつかる」なんてこともよくあります。
そのため、“Cart Wrangler”というカート回収専門のスタッフがいて、空港で見かけるのと同じように、大きなスーパーでは、駐車場でカートを集めている人を見かけることがあります。
カートを“つなぐチェーン式”ではなく、無料・押すだけですぐ使えて、お金を入れる必要も、コイン式ロックも基本ありません。広い駐車場に複数のカート返却ゾーンがあり、そこに戻すだけでOKです。
会話シミュレーション
A:Hi, how are you today? / こんにちは、今日はどう?
B:I’m good, thank you. How are you? / 元気です、ありがとうございます。あなたは?
A:Do you have a membership card? / 会員カードはありますか?
B:Not yet. Can I sign up? / まだです。登録できますか?
A:Sure! / もちろん!
Would you like paper or plastic? / 紙袋とプラスチック袋どちらにしますか?
B:Paper, please. / 紙袋でお願いします。
いかがでしたか?日常的に利用するスーパーですが、国や地域によって特徴が出て、旅行であれば現地での生活を体験できたり、留学の時は単なる買い物の場ではなく英会話の練習スポットにもなります。
店員さんとのやり取りやセルフレジの音声など、英語を使うチャンスがたくさんあります。最初は緊張しても、慣れてくると「会話が通じた!」という達成感を味わうことができますよ。
今日紹介したフレーズを少しずつ使ってみて、留学生活の「日常英語力」を伸ばしていきましょう。
PerkyのWEbサイト運用担当。海外でお酒やコーヒーの勉強をしてました!
