投稿日:2025年12月4日  最終更新日:2026年1月9日

皆さんこんにちは!英会話パーキースタッフです。

皆さんはSNSで「Who’s your bias?」というフレーズを見たことや聞いたことはありますか?英語を勉強している人には少し違和感があるこのフレーズ。最近ある分野では「定番フレーズ」になりつつあります。

今回はそんな「Who’s your bias?」について解説します。もしかしたらあなたにとってとても「使える」フレーズかもしれないですよ?

biasの意味

英語を勉強している人が最初に目にする「bias」は、辞書通り「思考や判断の偏り、先入観・偏見、偏った好み」というネガティブなニュアンスを持った単語

Don’t be biased, just be honest.
偏見を持たないで正直に言ってよ。

そんな元々はネガティブなニュアンスだったbiasですが、今回解説したいのは「ひいき/えこひいき」という”好きの偏り”のニュアンス

I might be biased, but my man is perfect.
ひいき目だけど、私の彼氏って完璧。

She has a bias for her hometown team.
彼女は地元チームをひいきしています。

このえこひいきという意味が、最近のオタク・アイドル文化の流行に併せて「推し」という意味になってきたことを知ってましたか?

なぜbiasが「推し」を表すようになったのか

偏見というネガティブな意味の「bias」がなぜ「推し」を表すポジティブなニュアンスの単語になったのでしょうか。

ファン・オタクの世界では、特別好きになる=特に偏って好きな対象=推しという考え方がごく自然で、「bias=推し」を表す単語として、最初はK-POPのコミュニティで使われるようになり、そこから英語圏に影響を与えて一気にアイドル・アニメ・映画といったオタクの世界に広がりました。

ただし、アニメ・アイドル・映画のファン同士で通じるだけであって、まだ辞書通りのネガティブな意味のほうが先に来ることも事実。初めて話す相手が何が好きなのか、はたしてオタクなのかわからないときは「like / favorite」あたりが無難で使いやすいです。

 biasってどんなふうに使うの?

同じグループのファン

相手が同じグループのファンだとわかっている時には、思い切って使ってみてOK!

biasが「推し」を表す単語として使われるようになったのは比較的最近で、まだスラング的なニュアンスを含んでいることもあって、ネイティブには「偏見がある」と聞こえることがあります。初対面相手には慎重に使うのがベター。

カジュアルかつ内輪感があるため、相手が同じコミュニティにいるかどうかわからない状態であれば「Who’s your favorite ~?」という質問のほうがおすすめです。

Who’s your favorite in this group?
「このグループで好きなメンバーは?」

I like Mina. How about you?
「ミナが好きです。あなたは?」

Actually… she’s my bias.
「実は…私も彼女が推しなんです。」

”推しの対象が複数” のとき

bias の複数形は biases(バイアシズ)です。語尾の -es をしっかり発音します。

Who’s your bias in this group?
「このグループで好きなメンバーは誰なの?」

Don’t do this to me. I have two biases. I can’t pick.
「その質問しないで。推しは2人いるの。選べない。」

You can’t do that!
「それ反則じゃん!」

作品そのものに対しては使いづらい

グループや作品の中で1人の推しを決めているわけではない、いわゆる「箱推し」にbiasを使うことはあまりありません。

そして、前の見出しでも解説した通り、SNSやファンのコミュニティでは

  • グループで一番好きな人
  • チームで一番入れ込んでいる選手
  • 自分が一番応援しているキャラ

など、何かのチーム・コミュニティ・作品という1つのカテゴリーの中で一番好きな人やキャラという「多数の好きの中から特にひいきしてしまう存在」というイメージが強いようです。

Who’s your favorite in the Avengers?
「アベンジャーズで誰が好き?」

I love the whole thing. I love the whole cast. It’s impossible to choose.I’m a total group fan.
「全部好き。全キャラ好きで選べないって。箱推しなんだよね。」

Just pick one!
「1人だけ選んでよ!」

If I had to pick, Iron Man is my bias.
「しいて言うならアイアンマンが推し。」

いかがでしたか?推す・推しというのは日本語でも元々違う意味だったものが、ある一部の分野で使われるようになって一般化した単語ですが、英語でも同じように違う意味から転じて使われるようになったということがわかったでしょうか。

パーキーにもたくさんの先生がいますので、ぜひあなたの「推し」の先生を見つけてくださいね🎵