投稿日:2026年9月16日  最終更新日:2026年9月16日

皆さんこんにちは!英会話パーキースタッフです。

「TOEICで高得点を取ったのに、英語が話せない。」
「英検は持っているけれど、海外では思うように会話ができなかった。」

このような話を耳にしたことはありませんか?

一方で、海外旅行を楽しんだり、外国人と自然に会話したりしている人が、必ずしも高い資格を持っているとは限りません。

実は、「英語が話せる」という言葉には、明確な基準があるわけではありません。何か資格試験に合格したり高得点を取ることができたところで、それがコミュニケーションが取れる」ということにはならないからです。

今回は、それぞれの特徴を比較しながら、「英語が話せる」とはどのような状態なのかを考えてみましょう。


「英語が話せる」の基準は、人によって大きく異なる

「英語が話せる人」と聞いて、どのような人を思い浮かべますか?

海外旅行で困らずに買い物やレストランで会話ができる人をイメージする人もいれば、英語で仕事を進められるレベルを想像する人もいるでしょう。また、外国人の友人や出会った人と趣味の話や日常会話を楽しめれば十分だと考える人もいるかもしれません。

このように、「英語が話せる」という言葉は、人によって基準が異なります。だからこそ、「英語力」を客観的に測るためにさまざまな試験が存在しているのです。しかし、それぞれの試験は同じ能力を測っているわけではありません。

試験ごとの特徴を知ることで、「今の自分に必要な英語力」が見えやすくなります。


TOEIC・英検・Versantは、測っている英語力が違う

日本で一般的に受けることができる英語の試験にはいくつか有名なものがあります。「英語の試験」と一括りにされがちですが、実際には目的や評価する能力が異なります。

TOEIC

英語の試験と聞いて、学生・社会人に関わらず多くの人が思い浮かべるのがTOEICではないでしょうか。TOEICにもいくつかの種類がありますが、その中でも最も一般的なTOEIC Listening & Reading Testでは、リスニングとリーディングの力を測ることができます。ビジネスシーンを想定した問題が多く、就職や転職、昇進の評価基準として採用している企業も少なくありません。

また、TOEICは世界160か国以上で実施されており、共通のスコア基準で英語力を評価できることも大きな特徴です。国内だけでなく海外でも認知度が高く、自分の英語力を客観的な数値で示しやすい試験といえるでしょう。

英検

英検は、読む・聞く・書く・話すの4技能を総合的に評価する試験です。級ごとに目標が設定されているため、自分のレベルに合わせて段階的に学習を進めやすいというメリットがあります。

また、二次試験では面接形式のスピーキングテストが実施される級もあり、英語で受け答えをする力も評価されます。学校教育との結び付きが強く、大学入試で活用できるケースがあることも英検ならではの特徴です。

Versant

Versantは、実際のコミュニケーションで必要となるスピーキングとリスニングを中心に評価するテストです。コンピューターによる自動採点を採用しており、発音や流暢さ、聞き取りなど、実践的な英語運用能力を短時間で測定できます。

英会話スクールやグローバル企業で導入されることも多く、「英語を知っているか」ではなく、「英語を使えるか」を確認したい人に適した試験です。

このように、TOEIC・英検・Versantはそれぞれ異なる視点から英語力を評価しています。資格取得や就職・転職を目指すのか、実際の英会話力を伸ばしたいのかによって、自分に合った試験を選ぶことが大切です。


「話せる英語」は、点数だけでは測れない

TOEICで高得点を取得していても、「英語を話す機会」が少なければ、とっさに言葉が出てこないことがあります。

反対に、海外生活や英会話の経験が豊富な人は、資格試験を受けたことがなくても自然なコミュニケーションができる場合もあります。

これは、「知識として知っている英語」と「実際に使える英語」が必ずしも一致しないためです。

もちろん、TOEICや英検の学習は、語彙力や文法力、読解力を身に付けるうえで非常に役立ちます。

しかし、英語で会話を楽しみたいのであれば、実際に話す練習や、自分のスピーキング力を確認する機会も欠かせません。

大切なのは、試験の点数だけを見るのではなく、「自分が英語を何のために使いたいのか」という目的に合わせて学習方法を選ぶことです。

「英語が話せる」と一言でいっても、その基準は人それぞれです。

TOEICは主にリスニング・リーディング、英検は4技能を総合的に評価し、Versantは実践的なスピーキングやリスニング能力を測ることに重点を置いています。

どの試験にもそれぞれの役割があり、優劣を付けることはできません。

資格取得を目指すのか、海外旅行を楽しみたいのか、英語で仕事をしたいのか。まずは自分が英語を使いたい目的を明確にすることで、自分に合った学習方法や目標が見えてくるでしょう。