みなさまこんにちは!蒲田・浜松町の英会話パーキースタッフです。
ハロウィンが終わって一気にクリスマスムードになってきましたね。
クリスマスシーズンによく見かける「Merry Christmas」という言葉ですが、どういう意味かご存知ですか?
「Christmas」はわかるけど「Merry」ってどういう意味?と思ったあなた!この記事を読んで意味を知るだけでなく、会話で使いこなせるようになりましょう♪

「Merry」の意味

Merryを辞書で調べると

1,陽気な、快活な、愉快な、面白い
2,お祭り気分の、浮かれた
3,ほろ酔い気分の

という意味が出てきます。

クリスマスはキリストの降誕を祝うキリスト教のお祭り。楽しくて陽気な雰囲気を表す「Merry」をつけることで、「クリスマスをみんなで楽しもう!」と伝える挨拶になります。

Merry ChristmasとHappy Christmasのどっちが正しい?

Merry Christmasと同じく、クリスマスシーズンに見かけるHappy Christmas。英語の勉強をしているとどっちが正しいのだろう…と思ってしまうことがあるかもしれません。

2つの違いですが

Merry:陽気な・活発な・浮かれた
Happy:幸せな・幸運な

という意味の違いだけなので、実はどちらを使っても大丈夫なんです。

ただ、Happy Merry Christmasは意味が重複して誤った表現になってしまうので注意が必要です。すごく幸せそうな感じがして使いたくなりますが、どちらか1つを使うようにしてくださいね。

Merry Christmasを使わない?

クリスマスを楽しもうという意味のMerry Christmasですが、アメリカのようにさまざまなルーツを持つ人が集まる国では使わないケースが増えてきているようです。
クリスマスはキリストの降誕をお祝いするお祭り。熱心にお祝いする人もいれば、キリスト教徒ではないためあまり関心がないという人もいます。

どのようなルーツの人にも敬意を払う挨拶として、最近では特に公的な広告などでは「Happy Holidays!(素敵な休日を!)」という言葉が広く使われるようになりました。

クリスマスが祝日になるアメリカでは、クリスマスからそのまま長期休暇に入る人も多いので、サラッと使えるように覚えておくといいかもしれません。

カタカナではハッピーホリデーと書かれがちですが、Holidaysは複数形なので注意が必要です。

実は他にもある陽気な「Merry」

Merryの意味を確認したところで、他に同じような意味で使われている単語を探してみましょう。

メリーゴーランド

遊園地でよく見かけるメリーゴーランド。この「メリー」も陽気な「Merry」なんです!
回るという意味のgo roundにmerryがついて、楽しく回る乗り物「メリーゴーランド」の名前の由来になったそうです。

ベッドメリー

赤ちゃんベッドの上で回っているベッドメリーのメリーも、この「ごきげんな」を表すMerryからつけられた名前ですが、実は英語では「Mobile(モービル)」といいます。ベッドメリーでは通じないので注意!

クリスマスになるとスーパーなどで見かける「シャンメリー」は、シャンパンの「シャン」とメリークリスマスの「メリー」を掛け合わせた日本の商品なので、これも海外では通じません。

Merryを使いこなそう!

Merryの意味を理解したところで、実際に使えるような例文を紹介します。

I wish you a merry Christmas. 
楽しいクリスマスを過ごせますように


お互いに楽しいクリスマスを過ごせるように祈るための挨拶です。これが短くなってMerry Christmasになっています。

Did you have a merry time at the party? 
パーティは楽しめましたか?

こちらも楽しかったということを表すmerryを使った表現です。make merryで「(飲んだり食べたりして)浮かれ騒ぐ」という使い方もできます。

get merry
ほろ酔い気分になる


この時のmerryにはお酒を飲んで快活になるという意味があります。日頃から使えそうなセンテンスですが、注意したいのがスペルミス。get marry (married)と書いてしまうと「結婚する」という意味になってしまうので、読み方通り「メリー」と書くようにしましょう!

いかがでしたか?「merry」を使いこなせばcheerfulやjoyful、happyだけを使っていた文章にもかなり幅が広がります。
クリスマスシーズン以外にも使える表現もたくさんあるので、ぜひ使ってみてくださいね♪