投稿日:2025年1月24日 最終更新日:2025年1月24日
皆さん、こんばんは!英会話パーキースタッフです。
1月も終わりに近づいてきましたが、4月から新生活を始める予定の方はいますか?
新生活を始めるのにおいて一番大切と言っていいのが「部屋探し」。
日本で部屋探しをするのも大変ですが、海外で部屋を探すとなるともっと大変。かなりの英語力が必要になります。
今回は、部屋を借りる時の流れと使える英語表現を紹介します!
1.問い合わせ
・自分で部屋を探して問い合わせる

Hi, I saw your room ad on the internet. Is the room still available? If so, I’d like to make an appointment for an inspection.
/こんにちは、インターネットでお部屋の広告を見ました。まだお部屋は空室ですか?もし空いていれば、内見のアポを取りたいです。
部屋探しの流れは基本的に日本と同じ。ネットや広告で部屋を見たら書いてある電話番号に問い合わせをします。
もし電話が不安なのであれば、ネットで探してSMSやメールで問い合わせをしてみてください。
・Floor Plan / House Layout (部屋の間取り)の条件を伝える
At least, we need two bedrooms. / 少なくとも2つの寝室が必要です。
希望の間取りや条件を伝えます。海外では「リビングやキッチンがついているのが当たり前!」という考えなので、1LDKという日本でおなじみの表記はせず、ベッドルームの数で希望の間取りを出すことがほとんどです。
間取り表が小さい時は略されて書かれていることもあるので、基本的な間取りの表記は頭に入れてから不動産会社に行きましょう。
<間取りを表す英語>
Porch:玄関、ベランダ
Entrance (Ent) :玄関
Hall:入り口の広間、廊下
Living Room (L):居間(リビング)
Kitchen (K):台所
Bed Room (BR) :寝室
Water closet (WC):トイレ
Closet (CL) :クローゼット
Rent (家賃)の条件を伝える
My price range is between $3,000 and $4,500 per month.
/私の家賃の予算は月3000ドルから4500ドルです。
Does the rent include utilities?
/家賃に光熱費は含まれますか?
光熱費が家賃に含まれることがあります。これは場所によるので、借りるときに確認しておきましょう。家賃が安い!といって借りたのに光熱費が含まれていなかったとなると、毎月の出費はかなり大きくなってしまいます。
2.内見をする
Is there air conditioning in the room?
/部屋にエアコンはありますか?
アメリカでは、セントラル空調が主流です。家じゅうの冷暖房を1つのパネルで操作します。各部屋でカスタマイズできないこともしばしば…ただ、全ての部屋の空調が付くので、日本のように脱衣所寒すぎる問題に直面することはほとんどありません。
もちろん全ての家がそうというわけではなく、部屋ごとのラジエーターにつまみが付いていて調整ができるものもあります。
Where is the trash disposal in this apartment?
/このアパートのゴミ捨て場はどこですか?
ゴミ捨てのシステムは国によって様々。指定の日に指定の場所にゴミを出せば無料で回収してくれたり、有料レンタルした専用のコンテナにゴミを出したり、自分の出したごみの量に応じて料金が発生したりと回収方法も料金も様々です。
Does this building have self-locking doors?
/この建物はオートロックのドアになっていますか?
実はオートロックは和製英語です。「扉が閉まると自動で施錠する」という意味で「automatic lock」と言いますが、automaticをautoと略すことは基本的にしないので、通じるかどうかは微妙…
だったのですが、最近は携帯などの電子機器でAuto-Lock(自動で鍵がかかる)ということが増えてきているので、完全に通じないというわけではなさそうです。
A:What is the closest station near here? / 最寄駅はどこですか?
B:The closest station to this house is ABC Station. / この家から一番近いのはABC駅です。
「近い」と聞いて一番最初の思いつく単語は「near」だと思いますが、「close」を使うこともあります。ニュアンス的にはnearよりはcloseの方が近いような印象のようです。
3.契約をする

・家賃について確認する
A: When is the rent due? / 家賃はいつまでに支払わなければいけませんか?
B: The monthly rent is due on the first day of each month. / 家賃の支払い期日は毎月1日です。
部屋を借りる上で、頻繁に出てくる単語「due」。形容詞では「~する予定である」「期限が来て支払うべき、満期の」や、名詞で「当然支払われるべきもの」という意味の単語です。
The rent due(家賃の支払い期日)、The due date(締切日)など、何かと期日が多い不動産契約において、かなり重要な単語なので覚えておいて損はありません。
家賃の支払い方法は「クレジット」「銀行振り込み/自動引き落とし」「パーソナルチェック(小切手)」という方法が基本です。大家さんからチェックで支払ってほしいといわれることもあります。アメリカではクレジットだと手数料が取られるので、銀行引き落としにしている人が多いようです。
A: Is rent prorated when moving in or out in the middle of the month?
/ 月半ばの入居または退去の時の家賃は日払いになりますか?
B: Then you will be charged the prorated rent for that month.
/ その月は日割り家賃を請求します。
基本的には日本と同じ、入居の最初の月は日割り家賃ということが多いです。アメリカでは州によって「その月の日数で割る」場合と「その月が何日であろうと30日で割る」場合があります。
・契約金を払う
Do I have to pay a security deposit? / 保証金を支払う必要はありますか?
「security deposit / 保証金」という言い回しをしていますが、日本でいういわゆる「敷金」。日本における敷金と同じように家賃とは別に支払っておいて、オーナーに損失が出た場合に補填する金額に充てます。
What is the realtor commission rate? / 仲介手数料はいくらですか?
realtor(不動産業者)に支払う手数料です。アメリカでは名称自体が商標登録されていて、全米不動産協会に登録された不動産仲介人(broker)だけがRealtorを名乗ることができます。
・契約書を書く
Do you know if the contract period is a set period? / 契約期間は決まっていますか?
とくにアメリカでは賃貸を契約するときに契約期間を確認するのは必須。リース契約の場合、最初に決めた契約期間が絶対で、基本的に中途解約は認められず、オーナーと交渉することになりますが、かなり高額な違約金が発生することがほとんどです。大体が12ヶ月、18ヶ月、24ヶ月などの契約期間が多いので、逆に1カ月だけ延長して借りたい!というのもできません。
Please let me know what kind of documents I need to submit in order to apply.
/ 他に必要な書類について教えてください。
入居の時には契約書以外にも、家賃の40~45倍の年収を証明する収入証明書が求められることもあります。企業から発行してもらい提出しますが、もしその書類で収入が不足していると判断された場合、収入が十分にある保証人を立てるか、保証人保険に加入する必要があります。
アメリカではクレジットカードを使用したり、料金を支払ったりするたびにCredit Report/信用実績が自動的に作成されます。ネットから自分で取り寄せる事もできるため、事前に取り寄せておきます。
滞在期間が短いとクレジットレポートが不十分なので、Company Grantee Letter / 会社からの保証書や銀行の残高証明書を用意しておいてください。
4.引っ越し・入居
When could I move in? I want to arrive when it’s possible to move in.
/ いつから入居できますか?入居が可能になってから引っ越したいです。
海外に転居するなら入居可能になってから向かいたいところ。入居可能な日付は確認しておきましょう。
いかがでしたでしょうか。不動産契約には特殊な単語が出てきて、かなりの英語力が必要になってきます。日常生活なら間違えてもどんどん英語で話したほうが良い!というところですが、契約が関わってくるので不安な場合はエージェントを利用したり、SMSなどの文章ベースでやり取りをするなどで、不安な要素を無くして賃貸契約に臨みましょう。
PerkyのWEbサイト運用担当。海外でお酒やコーヒーの勉強をしてました!