投稿日:2025年7月11日  最終更新日:2025年8月22日

皆さんこんにちは!英会話パーキースタッフです。
日本語の文章で使われる助詞「の」は、文脈によって意味が変わりますが、英語ではいくつかの異なる表現で表されます。ここでは、代表的な5つの表現「of」、「’s」、「for」、「about」、「belonging to」の使い方と、それぞれどのように使うのか例文を紹介します。
よく使うので覚えおくととても役に立つと思いますよ♪

「の」5つの表現

1. 「of」

「of」は、所有や関係、部分を示す際によく使われます。

例文

  1. The color of the sky
    空の色
    空の色を示し、空が色を持っていることを表します。
  2. The top of the mountain
    山の頂上
    山の頂上部分を示します。
  3. A friend of mine
    私の友達
    私との関係を持つ友達を指します。

2. 「’s」

「’s」は、通常、人や動物などの所有を示すのに使われます。

例文

  1. Mary’s book
    メアリーの本
    メアリーが所有する本を示します。
  2. The dog’s leash
    犬のリード
    犬が持っているリードを示します。
  3. John’s idea
    ジョンのアイデア
    ジョンによって提案された(ジョンが持っていた)アイデアを表します。

3. 「for」

「for」は、目的や用途を示すときに使われます。

例文

  1. This gift is for you.
    この贈り物はあなたのためです。
    贈り物の目的があなたであることあ(あなたのためであること)を示します。
  2. A tool for gardening
    園芸用の道具
    園芸を行うための道具を示します。
  3. A recipe for cookies
    クッキーのレシピ
    クッキーを作るためのレシピを表します。

4. 「about」

「about」は、話題や内容を示すときに使われます。

例文

  1. A book about history
    歴史についての本
    本の内容が歴史に関するものであることを示します。
  2. A discussion about climate change
    気候変動についての議論
    議論の内容が気候変動に関することを示します。
  3. Information about the event
    イベントについての情報
    情報がイベントに関するものであることを示します。

5. 「belonging to」

「belonging to」は、所有や所属をより強調して示す際に使われます。

例文

  1. A book belonging to the library
    図書館のものである本
    その本が図書館の所有物であることを強調します。
  2. A necklace belonging to my grandmother
    祖母のものであるネックレス
    そのネックレスが祖母の所有物であることを強調します。
  3. The bike belonging to Tom
    トムのものである自転車
    その自転車がトムの所有物であることを示します。

それぞれの表現は、文脈に応じて適切に使い分けることが重要です。たった1語ですが、正しく使い分けることで文の意味をより明確に伝えることができます。

いかがでしたか?なんとなく文脈で使っていた…なんていう方もいたのではないでしょうか。使い分けにはそれぞれがどのような意味を持っているかしっかり理解しておく必要があります。

もし文法が苦手でどれを使ったらいいか悩むというときは、どういう意味を持っているのかカテゴリー分けして覚えておくのがおすすめですよ♪