投稿日:2025年12月16日  最終更新日:2025年12月16日

みなさんこんにちは!英会話パーキースタッフです。

皆さんは最近海外旅行にいきましたか?

海外旅行の醍醐味といえば、美しい景色、知らない文化、そして突発的に表れるトラブル。観光地にいると、なぜか日本では絶対出会わない事件が次々と起こるものです。今回は、そんな“旅のスパイス”になりがちなトラブルに遭遇した時に、英語が苦手でも切り抜けられるフレーズを紹介していきます。


ぼったくられそうになった時

どの海外旅行準備サイトを見ても書いてあるトラブルが、観光地名物・“急に高くなる価格”事件。メニューには書いてない「サービス料」や「追加料金」が加算されて、レジでびっくりしてしまうことも。

Is this price correct? / この料金、合っていますか?
I didn’t order this. / これは注文していません。
Can you explain the extra charges? / 追加料金の説明をしてもらえますか?

「お通し」みたいに、あると思って把握してから入店していればいいのですが、なぜか何も宣告なく追加される謎料理、チップかと思ったらちょっと違う謎の追加料金や不透明なお金があるときはしっかり訊いておきましょう。

それでも無くならない謎料金があるときは

I’ll check the price online. / ネットで相場を確認しますね

これを言うだけで料金が下がることもあります。

A: Is this price correct? It seems higher than expected.
「この料金、合っていますか?思っていたより高い気がします」

B: Yes, that’s the total.
「はい、合計です」

A: Can you explain the extra charges?
「追加料金の説明をしてもらえますか?」


迷子になった時

海外の街は構造が複雑なうえに、場所によっては同じような建物が並んでいて、果たして自分がどっちに進んでいるのかわからなくなることもあります。そしてまっすぐ歩いているはずなのに、なぜか同じ店に2回戻ってくることも。

そんなときは

Excuse me, I’m lost. / すみません、迷子です

これは英語初心者でもシンプルで確実に伝わります。そして観光地だと、わりと優しく教えてくれますよ。

最近は地図アプリも正確になってきましたが、それでも変なところを向いていたり、急にWi-Fiが通じなくなることもあります。そんな時は

How can I get to ___? / 〜へはどうやって行けばいいですか?
Is it far from here? / ここから遠いですか?

でだいたいの迷子は解決します。もし目的地が遠ければゆっくり景色を見ながらの観光は諦めて、素直に公共交通機関かタクシーに乗りましょう。

ポイントは、慌てずゆっくり話すこと。道案内の途中で知らない観光情報まで教えてくれる人も多く、迷子になったおかげで旅がちょっと楽しくなるかもしれません。

A: Excuse me, I’m lost.
「すみません、迷子です」

B: No problem. Where do you need to go?
「大丈夫ですよ。どこに行きたいですか?」

A: How can I get to the museum? Is it far from here?
「博物館へはどうやって行けばいいですか?ここから遠いですか?」


タクシーで違う場所に連れていかれる

ホテルやレストランなどに行くときにたまに発生する、タクシーの運転手さんとのすれ違い。こちらの英語が伝わらなかったのか、単純に勘違いが起きているのかわかりませんが、もし違う場所に連れていかれても慌ててはいけません。

This is not my destination. / ここは目的地ではありません
Could you take me to the correct address? / 正しい住所に連れて行ってください

住所はスマホ画面を見せるのが一番早いです。地名は読み方が特殊だったり、発音がしにくいこともあるので、指差し+地図 が最強コンボです。

A: This is not my destination. I asked for this address.
「ここは目的地ではありません。この住所をお願いしました」

B: Let me check the GPS.
「GPSを確認します」

A: Thank you. This is the correct address here.
「ありがとうございます。こちらが正しい住所です」


レストランで注文したものが来ない

海外では「自分のオーダーが忘れられる」という悲しい現象がたまに起きます。20分経ったあたりで「あれもしかして……?」と気づくパターンです。

Excuse me, I think my order hasn’t arrived. / すみません、注文したものが来ていないと思います
How much longer will it take? / あとどのくらいかかりますか?


ポイントは、怒らず淡々と言うこと。やさしく言うと、店員さんも「あっ」と気づいてすぐ対応してくれることが多いです。

A: Excuse me, I think my order hasn’t arrived.
「すみません、注文したものが来ていないと思います」

B: What did you order?
「何を注文されましたか?」

A: The pasta. How much longer will it take?
「パスタです。あとどのくらいかかりますか?」

観光地でのトラブルは、起きている間は焦るけれど、日本に帰ると“笑い話”になります。英語が完璧でなくても、「伝えようとする姿勢」だけで相手は意外と助けてくれるものです。今回紹介したフレーズを頭の片隅に置いておけば、トラブルもグッと軽くなります。

次に海外に行くときは、ぜひ“ちょっとした勇気”とこの英語フレーズを持って、安心して楽しんでくださいね!