投稿日:2026年9月26日  最終更新日:2026年9月27日

皆さんこんにちは!英会話パーキースタッフです。

英語を勉強していると、「日本語では同じように訳せるのに、英語では使い方が違う」という表現に出会うことがあります。

その代表例の1つが『discuss』です。

discussは「~について話し合う」という意味なので、「~について」=about と考えて、

I want to discuss about the problem.

といいたくなってしまう人もいるのではないでしょうか。

しかし、これは間違いで、

I want to discuss the problem.

と話し合う内容についてaboutが付かないのが正しい文法です。

今回は、日本語に引っ張られて間違いやすいdiscussの使い方を見ていきましょう。

discuss は「~について話し合う」

discussの基本的な使い方は

discuss + 話し合う内容

という形で使います。

例えば、

We discussed the problem.
Let’s discuss the plan.
I need to discuss this issue with my boss.

ここでポイントになるのが、discuss の後ろにaboutを置かないことです。

「~について話し合う」という日本語から考えると、aboutを入れたくなりますが、discussにはすでに「あることについて話し合う」という意味が含まれています。

そのため、

discuss about the problem

ではなく、

discuss the problem

となります。

なぜaboutをつけたくなるのか

では、どうしてdiscuss aboutといいたくなるのでしょうか。

それは、日本語の「~について」に引っ張られてしまうからです。

「その問題について話す」を英語にすると

talk about the problem

となります。

そのため、

「~について」=about
「話し合う」=discuss

と考えてしまうため、

discuss about the problem

という形を作りたくなります。

しかし、英語では動詞によって、その後ろにどんな形を置くかが決まっています。

discussは「discuss + 内容」という形で使う動詞です。

つまり、「~について」という日本語をそのままaboutに置き換えるのではなく、discuss という動詞そのものの使い方を覚えることが大切です。

discuss と talk about は何が違う?

ここで気になるのが、「talk aboutならaboutを使うのに、discussでは使わないの?」ということではないでしょうか。

どちらも「~について話す」と訳せますが、discussには「話し合う・議論する」というニュアンスがあり、一方、talk aboutは「~について話す」という、より広い意味で使うことができます。

Can we talk about the new project?
(新しいプロジェクトについて話さない?)

Sure. What do you want to discuss?
(もちろん。何について話し合いたい?)

I want to discuss the schedule.
(スケジュールについて話し合いたいんだ。)

Okay. Let’s talk about it after lunch.
(わかった。昼食のあとに話そう。)

このように、talk about+話題、discuss+話題という形になります。

「aboutを使うかどうか」だけでなく、discussは「話し合う」という意味合いがあることも一緒に覚えておくと、使い分けやすくなります。

「discuss about」はなぜ間違い?

日本語では「~について」という言葉があるため、aboutを足したくなります。

でも、英語では discuss+名詞 が基本です。

ちなみに、discuss aboutが絶対に目に入らないわけではありません。別の語が間に入る場合などもあるため、「aboutという単語がdiscussと絶対に一緒にならない」と覚えるより、まずは 「discuss+話し合う内容」 と覚えておくのがおすすめです。

そして、discussが名詞「discussion」になった時には後ろにaboutやonが必要になります。

日本語の「~について」は、英語では必ずaboutになるとは限りません。

discuss+内容
→ ~について話し合う

talk about+内容
→ ~について話す

という形の違いを覚えておきましょう。

「日本語では同じように訳せるから、英語でも同じ形になるはず」と考えると、今回のような間違いにつながります。英語を使うときは、日本語訳だけを見るのではなく、その動詞がどのような形で使われるのかにも注目すれば意外と難しくないのかもしれませんよ♪