こんにちは!蒲田・浜松町の英会話スクールPerkyです。
あっという間に2021年も終わり、2022年がついに始まりましたね。年末年始休暇の間に新年の抱負を考えた、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は新年の抱負にもぴったりなセンテンス”Make it count”をご紹介します。
目次 - お好きなところからどうぞ
”Make it count”って?
みなさんは、「Make it count」という言葉を耳にしたことはありますか。レオナルド・ディカプリオが主演を務めた有名な映画「タイタニック」でも登場した言葉です。しかし、「Make it count」だけを聞いても一見どんな意味か想像しづらいのではないでしょうか。最初に、直訳では伝わらない、正しい意味を確認してみましょう。
Make (使役動詞) + it + count(動詞の原型)
形としては、上記のようになっています。
「Count」は「数える」と言う意味だけじゃない!
さて、ここで、「count」って「数える」って意味の動詞じゃなかった?と思う方も多いのではないでしょうか。もちろんそれも正しい意味です!しかし、実はこちらの「count」、「数える」という意味の他にも「重要である」「無視できない」「価値がある」といった意味もあるのです。なので、「Make it count」だと、「有意義なものにする」「今を大切にする」「悔いが残らないようにする」という意味になります。
まずは、「count」の感覚をつかむためにご例文を紹介します。
His advise counts much.
彼のアドバイスはとても重要だ。
She always counts on me for help.
彼女はいつも私の助けを当てにする。
「count」は数を数えるだけではなく、上の二つの文のように使うこともできますので、覚えておいてくださいいね。
「Make it count」の例文
それでは、実際に「Make it count」を使った英語表現を見てみましょう。
This year, you should study hard. Make it count.
今年は一生懸命勉強したほうがいいよ。悔いが残らないようにしよう。
It is our last opportunity, and we have to make it count as much as possible.
これが私たちの最後の機会だからできるだけ今を大切にしよう。
What is your new year’s resolution?
あなたの新年の抱負はなんですか?
Well, I would like to do my best and I’ll make it count.
うーん、全力を尽くして悔いが残らないようにすることかな。
訳し方は、文脈に沿って訳してみましょう。先程紹介した、「count」の「価値がある」から、「価値あるものにしよう」なんて訳すのもとても良いと思います。今回は、周りくどくない訳し方で紹介しました。
I know that you did your best. Make it count!
あなたが頑張ってたのわかってるよ。がんばれ!
このように、『Make it count」には幅広い意味がありますので、がんばれと訳すのもとても良いと思います。「悔いのないように」や、「今を大切に」って、なんか説教じみてるなぁ〜と思った方も、安心してください。笑
映画「タイタニック」ではどうやって使われた?
最後に、映画「タイタニック」ではどのように使われていたのか確認しましょう。
Make it count.
Meet me at the clock!
このセンテンスは、ジャックがヒロインのローズに渡す手紙に書かれていた文です。日本語訳の方では、「今日を大切に。時計台の下で待つ」と訳されていました。
皆さんだったら、どう訳しますか?今回の記事を参考に考えてみてください!
終わりに
今回紹介した、「”Make it count” 日本語でどんな意味?」はいかがでしたでしょうか。まず、「count」には「数を数える」という意味だけではなく、「重要である」「無視できない」「価値のある」という意味がありました。そして、それに使役動詞の役割を果たす「make」がついて「Make it count」、「今を大切にしよう」「悔いが残らない様にしよう」という意味になりました。ぜひ覚えて使ってみてくださいね。

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