投稿日:2024年8月17日 最終更新日:2024年10月16日
こんにちは!蒲田・浜松町の英会話パーキースタッフAsuです。
ビジネスの場面で「早く返事がほしい時」に英語での「催促メール」の書き方をご存知でしょうか。英語でのビジネスメールは日本と違いシンプルな印象があるとはいえ、ダイレクトに書いていいのか?と迷いますよね。今回は英語での「催促メール」の書き方をお伝えします。
催促メールの件名
まず「催促メール」の件名はどんな感じにすればいいのでしょうか?
一般的な催促メール
「一昨日送ったメールの返信がまだ来ない😅そろそろ確認の連絡を入れておこうかな?」
そんな時は、件名に「Reminder: 」を入れるのが一般的です。
「Reminder」は「注意喚起」の意味があります。
約束を取り付けたい時は👇
Reminder: Request for Appointment
(リマインダー:予約のお願い)
見積もりを依頼したい時は👇
Reminder: Request for Estimate
(リマインダー:見積依頼)
このように「Reminder + 用件」という組み合わせにすると良いです👌
緊急時の催促メール
「昨日のうちに返信が来ているはずだったのに!これじゃ業務が滞ってしまう!」
そんな緊急時の催促メールには「Urgent: 」を入れましょう。
「Urgent」には「至急」の意味があります。
急いで領収書を発行してほしい時は👇
Urgent: Please issue a receipt
(緊急: 領収書を発行してください)
PCのログインに失敗してロックされた!という時👇
Urgent: Please unlock my account
(緊急: アカウントのロックを解除してください)
注意点としては「Urgent」はかなり強い意味合いの表現で、本当に緊急の時に使うフレーズです。
日本語のメールでも件名に「緊急」と書いてあったらドキドキしてしまいますよね!
加えて、件名を目立たせよう!と思って大文字で書いたりするのはお勧めしません。
なぜなら英語圏では、メールで大文字を使うときは「怒っている時」か「スパムメール」かのどちらかだからです。
URGENT: PLEASE REPLY ASAP!
(緊急:できるだけ早く返信ください)
などと全部大文字で書いてしまった日には、完全に激怒している人になってしまいます。
URGENT! Check this email immediately!
(緊急:早急にメールを確認してください)
このように、すぐにメールを開封させようとするのもまるでスパムメールのようです。
メールを開封せずに削除される可能性が高くなります。
「Reminder」にしても「Urgent」にしても、催促されるというのは気分のいいものではないですよね。
件名を大文字にしたくなるぐらい急ぎであれば、電話の一本を入れてしまったほうが良いでしょう。
催促メールの本文
では実際に、メールの本文で返信を催促してみましょう!
ストレートに「返信待ってます」と言う
返信をお願いしたい時は、以下のように書きます。
I look foward to hearing from you.
(返信をお待ちしてます)
期限を設けてみる
「この日までに返信がほしい」という場合は、以下のように書きます。
I would appreciate if you could reply to me by coming Thursday.
(今度の木曜までに返信をもらえると嬉しいです)
Please respond by tomorrow.
(明日までにお返事をください)
I hope to hear from you by May 5th.
(5月5日までにお返事をいただきたいです)
「私のメール届いてますか?」と聞く
直接的に催促をするのが申し訳ない相手の場合は「もしかしたらメールが届いていないでしょうか」という心配のメッセージを送ることで催促する手段があります。
I’m afraid that my message may not have reached you.
(わたしのメッセージが届いていないでしょうか)
なるはや=ASAPも使える
「ASAP」という略語を見たことはありますか?
これは「As soon as possible(できるだけ早く)」の略語で、英語圏で使われます。
略語なのでカジュアル表現ではありますが、例えば社内の同僚など、距離感の近い人に送るメールであれば「ASAP」を使うこともできます。
I’m so happy if you bring the document to me ASAP!
(その書類、なるはやで持ってきてくれたら嬉しい!)
なんて言い方をすることもあります。
もちろん「ASAP」よりも「As soon as possible」と表記したほうが丁寧です。
「as soon as possible」は、日本でも英語の授業で習いますし、耳馴染みのある方も多いかと思います。
ただ、これは実際には催促する目的があるため、圧のあるフレーズではあります。
なので多用はせず、本当になるべく早くお願いしたい時に使いましょう!
最後に
いかがでしたか?
今回は英語メールでの催促方法についてご紹介させていただきました。
海外とのやりとりは、どうしても時差が発生するものです。できるだけ早めに連絡を入れてあげることで、相手も対応が間に合うので、まずはこちらが早め早めに連絡を入れてあげることも大切です。
また、海外とのメールで注意しておきたいのが「祝祭日」の存在です。取引先の国については「祝祭日」をあらかじめチェックしておきましょう!
海外では、日本のようにたくさん祝日があるわけではないので「祝祭日」は特別なものです。
そのため、祝祭日の当日だけでなく、その数日前から不在になることも多々あります。
ぜひ、祝祭日の存在も頭の片隅に置いてみてくださいね!
英文法講師・Web担当。元・パーキーの生徒。
外資企業を退社後、カナダへ社会人留学しました。