投稿日:2024年9月14日  最終更新日:2024年9月20日

こんにちは!蒲田・浜松町の英会話パーキースタッフです。
日本にいる外国人の方に「魚の卵」の説明をするときに、咄嗟に英語で「魚卵」って言えますか?ついつい「fish eggs」と言ってしまいそうですが「egg」は主に鳥類の卵のことを指します。
外国人の方に「fish egg」と言うと、なんとなく「魚の卵かな?」と察してくれる人もいますが、ちょっと不思議な感じになります。
というわけで今回は正しい表現方法とその他の魚介類の英語表現もご紹介します!

魚卵は「fish roe」

「魚卵」は英語で「fish roe」と言います。読み方は「フィッシュロー」です。

「roe」自体が「まだ産んでない魚の卵」という意味になるのですが、分かりやすく「fish」をつけて「fish roe」と言うのが一般的です。

魚卵の話をする時は、正式に「fish roe」と言ってあげましょう!ちなみに「fish roe」は、あくまでも魚卵の総称です。「イクラ」「タラコ」などを具体的に伝えたい場合は「〜の魚卵」というふうに伝えていきます。 

よくある魚卵の英語表現

ではここから、お寿司屋さんやスーパーなどでよく見る魚卵の英語表現を見ていきましょう!

イクラsalmon roe
タラコcod roe
カズノコherring roe
カラスミmullet roe
トビコflying fish roe

イクラ:salmon roe

「イクラ」は鮭の卵なので、サーモンですね。
これは普段からよく使う言葉ですので覚えやすいのではないでしょうか!

タラコ:cod roe

鱈は「cod(コッド)」と言います。日本では一般的にスケソウダラの卵を食べているので「pollock roe(ポロックロー)」とも言います。

カズノコherring roe

「数の子」はニシンの卵ですよね。「ニシン」は英語で「herring(へリング)」と言います。

カラスミ:mullet roe

「カラスミ」はボラなどの卵を塩漬けにして乾燥させたものです。
普段私たちが食べるときは、薄切りにしてあったりチーズのように粉状に削ったりするのでピンときにくいですが、そのままの状態のカラスミはタラコに似ており、やっぱり魚卵です。

トビコ:flying fish roe

「トビコ」はトビウオの卵ですね。
「トビウオ」は英語で「flying fish」です。そのままなのでとっても覚えやすいですね。

キャビアとウニも魚卵?

キャビアは魚卵なの?

西洋圏では、魚卵のことを「caviar(キャビア)」と呼んだりしますが、そもそも「キャビア」って何かご存知ですか?
「キャビア」はチョウザメの卵巣をほぐしたものです。チョウザメは、見た目はサメなのですが、実は普通の魚の仲間。

・・・ということで「キャビア」も魚卵です。

ただし「キャビア」以外の「サメの卵」は「shark egg(シャークエッグ)」と言ったりします。なぜサメはeggなの!?と思いますが、サメはeggなのです・・・。

ウニは魚卵なの?

「ウニ」というと、なんとなく卵っぽい感じがするのですが、実は違います!

わたしたちが食べている「ウニ」は、まだ成熟していない「ウニ」なので、オスメスの区別がつきません。なので、「ウニ」には「roe」は使いません!

「ウニ」は 「sea urchin(スィーアーチン)」と言います。

「白子」を海外では言うのは要注意?

魚卵ではありませんが、白子も魚の内臓系ですよね。
「白子」はタラの内臓の1つで「cod milt」と言います。

ただし、英語圏では日本と違って、魚の内臓を食べる習慣がありません。魚卵ですと、寿司文化が世界的に受け入れられていることもあり、食材としての理解があるのですが。

実は白子を食べるのは、世界的に見ても日本と韓国ぐらいだったりします。なので、海外で白子の話をすると珍味感が強すぎるためか、少々野蛮に聞こえてしまう方もいるようです。

これぞ文化の違いですね!!

最後に

いかがでしたか?
今回は魚卵の英語表現について、ちょっとした文化の事情までご説明させていただきました。

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