投稿日:2025年3月6日  最終更新日:2025年3月7日

みなさん、こんばんは!英会話パーキースタッフです。

3月になって暖かくなるかと思いきや、東京でも雪景色になってしまいました。なんとなく雪のようにも見えますが、ちょっと雨が混じっているような天気。そんなちょっと変わった冬の天気を英語で伝える言い回しを紹介します!

世界有数の雪国・日本

Japan holds the world record for snowfall. / 日本は降雪量の世界記録を保持しています。

皆さんは「雪国」と聞いて、どの国を思い浮かべますか?ロシアやスウェーデンなど、なんとなく高緯度な地域を思い浮かべがちですが、世界一の降雪量の記録を持つ国は何と日本!日本は世界でも有数の豪雪国で、特に日本海側は人口が多い地域と豪雪地帯が重なっているという特殊な地域なんです。

雪は動詞も名詞もsnow

We have had a lot of snow this winter. / この冬はたくさん雪が降りました。

1) There’s a blanket of snow.
2) The snow has piled up.
 / 一面の雪に覆われている。

雪を表す英語「snow」は名詞でも動詞でも使える単語です。雪が降るのも、雪が積もるのも、単に雪を表す名詞として使用するのも全部「snow」です。

上で紹介した「blanket of (with) ~」は毛布(blanket)に覆われているような様子を描写する詩的な表現です。一面に広がる雪化粧を美しい感動のまま相手に伝えることができます。

単純に雪がいっぱい降って積もった時はpiled upcoveredで伝わります。全ての人が雪を見て美しいという感情を抱くわけではありません。積もるだけで交通機関などたくさんの物事に影響を及ぼすので、そういう時はあえて詩的な言い回しを使う必要はないのです。

雪の種類を表す英語表現

ここまでは全てsnowで紹介しましたが、日本語にも雪の粒の大きさや状態によって様々な言い方があるように、英語にも雪にまつわる表現はたくさんあります。

雪の量

heavy snow / 大雪
light snow / 小雪

雪も雨と同じように「heavy 」「light」で量を表します。

雪の降り方

snow storm (blowing snow) / 吹雪
blizzard / 暴風雪
flurries / にわか雪
permanent snow / 万年雪

英語で猛吹雪を表すblizzardですが、snowstormとの違いは「どのくらい過酷か」です。snowstormは一般的にいう吹雪で、強い風によって大雪が吹き付けてくる様子なのですが、それよりもはるかに過酷な状況がblizzard。長時間にわたって視界が奪われるほどの大雪が強風を伴って吹き付けます。映画などでよく聞くのでblizzardの方が聞きなれてる気がしますが、あまり日常的に起こる天気ではありません。

雪の状態

powder snow
large snowflakes
fluffy snowflakes / 綿雪
hail / 雹(ひょう)、 霰(あられ)
sleet / 霙(みぞれ)

日本語では雹と霰には違いがありますが、英語ではどちらもhailです。日本語でも「つぶの大きい方が雹」くらいの違いしかないので、「氷が降ってくる」という事象に対して違いはないという事なのでしょう。hailもrainと同じく「雹(霰)が降る」という動詞としても使えます。
また、「空中で強く投げられる物質、雨あられのように大量に降り注ぐ(飛び交う)物質」に対してはhailが使えるので、「a hail of pebbles (小石の雨)」も「a hail of bullets(弾丸の雨)」もhailです。

みぞれだけは「雨に雪が混じる」ので、sleetという別の単語があります。

悪天候を英語で伝える

The snowstorm delayed our flight. / 吹雪が原因でフライトが遅れました。
It’s freezing today. / 今日は凍えるような寒さです。
Wonderful sunny winter weather. / 素晴らしい冬晴れです。
The rain turned to sleet. / 雨はみぞれに変わりました。

いかがでしたか?ちょっとした違いではありますが、単語やそれぞれの意味の違いを知っているだけでかなり伝わりやすくなります。

もう少しだけ寒い日が続きそうなので、ぜひ覚えて使ってみてくださいね♪