投稿日:2025年3月25日 最終更新日:2025年3月25日
こんにちは!英会話パーキースタッフです。
みなさんは英語でメールや手紙を書くことはありますか?日本語でビジネスメールなどを書くときに結びの言葉として使われる「よろしくお願いいたします。」ですが、英語でメールを書くときにも決まり文句の結びの言葉があります。
今回は、英文メールや手紙における定番の結びの言葉『 Best regards』について解説します!
そもそも「Best regards」ってどういう意味?

「Best regards」 とは、英文での手紙やメールの結びの言葉として使われる言葉で、日本語では「敬具」や「よろしくお願いします」に当たる言葉です。
少しカジュアルでありながらも礼儀正しい印象を与える結びの言葉として使われるので、何度かやり取りした取引先や社内などビジネスにおいて幅広く使うことができます。
regardsには「よろしく」以外にも、「In regards to~」で「~について、~に関して」という意味がありますので、こちらもビジネス用語として覚えておいて損はありません。
An urgent meeting in regard to the problem / その問題に関する緊急会議
I have nothing to say in this regard. / この点に関して何も言う事はありません。
人によろしく伝えるときも「Best regards」

Please give my best regards to your parents. / 両親によろしくお伝えください。
「give one’s best regards to~」で「~によろしくお伝えください」という意味になります。お決まりの言い回しなので、そのまま覚えてビジネスでもプライベートでもサラッと使えるようにしておきましょう。
Best regards のルール

メールや手紙には一定のルールがあり、それに沿って書くことによってスムーズに読むことができるようになります。
もちろん締めの言葉「Best regard」にもルールがありますので、頭にしっかりと入れておきましょう。
コンマが必要
Best regardsの後にはコンマを付けるのがルール。ピリオドではなくコンマをつける理由は「その後に名前が続くから」です。文章ではなく単純にその後に続く名前との区切りを表しているだけなので、ピリオドを使うことはできません。
Best regards, の後の名前
コンマを入れるのは名前を入れるからと前述したとおり、Best regardsの後には名前を入れます。名前を書くときは、フォーマル度や相手との親密度に応じてフルネームを入れるかファーストネームだけにするかを使い分けます。
何度かメールの返信でやり取りをしている場合は、誰が送っているのか分かるので名前は省略しても大丈夫です。ただし、フォーマルな場や目上の人にメールを送る場合は何度かやり取りをしていたとしても、きちんと名前を書くようにしましょう。
regardの他の使い方を覚えよう
せっかくなので、regardの他の使い方も覚えておきましょう。
①[ regard for ~ ] ~を高く評価する、~に敬意を抱く
He is highly regarded for his honesty. / 彼はその誠実さで高く評価されている。
②[ S regard O as ~ ] SがOだと考えられている、SがOだとみなされている
Japanese food is widely regarded as being healthy. / 日本食は健康に良いと広く考えられている。
③[ regard with~ ] ~を~の目で見る
He was regarding it with curiously. / 彼はそれを不思議そうにじっと見ていた。
regards はなぜ複数形?
ここまで自然に使ってきた「Best regards」ですが、単語に分けて見てみると「regards」は「regard / (~を)じっと見る、( ~を)評価する」の複数形であることが分かります。なぜ複数形なのでしょうか。
これは意味を強調するときに使われる複数形「強意複数」とよばれるもののうちの1つで、「Thanks」や「Congratulations」の時の複数形と同じ意味合いで使われます。複数形を使うことによって、より強い気持ちを込めているのです。
幸せな事や相手を敬う心はたくさんある方が良いから複数形だと思うと、なんだかしっくりくる気がします。
いかがでしたか?普段何気なく使っている Best regardsですが、単なる結びの言葉としてでなく意味を細かく見ていくことで色々な使いまわしができる事が分かりましたね!
英単語や熟語に苦手意識がある方は、決まり文句などから単語を深掘りしていくだけで他の使い方をたくさん覚えることができたりするので、色々調べてみてくださいね♪
PerkyのWEbサイト運用担当。海外でお酒やコーヒーの勉強をしてました!