【Aさまインタビュー】
 Perky歴:
2年
 ご年齢:
70代
 今までのレッスン内容:外国人講師マンツーマン + 発音特訓 / グループレッスン(中学の英文法)
 体験レッスン時のレベル:初級(英単語を使って簡単な会話ができる)
 現在のレベル:初級〜中級(日常会話レベル)
 求めていたこと:熱心に教えてくれる先生に出会いたい。外国人と会話を楽しみたい。



Perkyスタッフ:英語はもともと好きだったんですか?

生徒さま:いいえ!中学・高校と英語が大嫌いで、イエスとノーしか知らない状態でした。

Perkyスタッフ:大嫌いだった英語を、いま習おうと思ったのはなぜですか?

生徒さま:長い間、英語ができない劣等感にさいなまれていたのですが、夫の都合で海外に出かける機会があったんです。その時に「英語をやらなければならない」と自分で目覚めまして、80歳までやるぞ!と志を決めました

Perkyスタッフ:なるほど。
数ある英会話スクールのなかで、パーキーを選んだ理由は ありますか?

生徒さま:実は、以前からあちこち英会話教室に通って、外国人の先生に習っていたんです。
だけど、しばらく習っている間に「レッスンの質や内容は先生次第だな」と感じるようになりました。

Perkyスタッフ:ほうほう。

生徒さま:そんな時に友人から「みんなでグループレッスンやりましょう」と誘われて、パーキーの体験レッスンにきました。
この教室を訪れたときに、日本人スタッフが熱心に話してくださったことと、外国人の先生も非常に熱心だったので、相対的にいいなと思ってここに入れていただきました。

Perkyスタッフ:どういうときに「先生たちが熱心だな」と思いますか?

生徒さま:パーキーの先生は本当に「年寄りに親切なのかな」ってくらい優しいんです。多少もたもた言葉を考えても、じっと待ってくれますし、間違った言い方をしてもちゃんとご指導してくださる。
とにかく年寄りに優しいなと思いますし、ちゃんと教えようとしてくれていると感じます。

Perkyスタッフ:生徒さんにペースを合わせてくれてるんですね。

生徒さま:そうですね。
きっと先生方も日本語に対して苦労している部分がおありだからかな、という気がします。

Perkyスタッフ:そうかもしれません。日本語は難しいみたいですからね。

生徒さま:それと、日本人を好きでないと、言葉だけでは思いが伝わってこないです。
いろんな外国人の先生に出会ってきましたが、お金になるからというだけで通り一遍でやっている先生もいれば、そうじゃなくて一生懸命「教えたい」と思っている先生もいる。
それは生徒側にちゃんと伝わってきますね。
そのあたりは、この教室はいいなと思っています。

Perkyスタッフ:それは嬉しいお言葉です!

生徒さま:本当に年寄りに優しいなと思います。
なんか、自分のおばあちゃまとダブってるのかなと。
おばあちゃまが日本に来て日本語を一生懸命勉強しているような感覚なのかなと思うぐらい優しいですね(笑)

Perkyスタッフ:今まで英会話をパーキーで習ってみて、どうですか?

生徒さま:外国人に出会っても、逃げなくても済むようになりました
そして、できるだけ英語で話してみようという気持ちも出てきました。
毎日勉強しているわけではないので、一歩進んで三歩下がる、みたいな感じのときもあります。
でも、継続は力なりですね。やはり変化はあります。

Perkyスタッフ:Aさんは、自分から英語で話しかけにいくという噂を聞きましたよ!

生徒さま:そうなんです。
以前はね、「東京には英語を話せる人がいっぱいいるから、自分のつたない英語を聞かれたら恥ずかしい」と思ってたんです。
だから自分から外国人に話しかけたりできなかったけど、ここの教室に入ってから「やらなければ!」っていう気持ちが啓発されました。

Perkyスタッフ:以前は「周りの人に聞かれるのが恥ずかしい」という気持ちがあったんですね。

生徒さま:そうなんです。だけど、それを通り越してね。
もう恥ずかしがっていられない、勉強しながらやっていかなきゃという気持ちになったんです。
それも先生たちが熱心だから、だと思うんですよね、
「一生懸命教えてくださっているのに、後退ばかりじゃ悪いな」っていう気持ちもどこかに働いているんだと思います。

Perkyスタッフ:例えば、どんなときに外国人に話しかけるんですか?道端とかで?

生徒さま:駅のキオスクでサンドウィッチを選んでる外国人の方がいて、声をかけたことがあります。
原材料をチェックしたいけど日本語が読めない、という状況だったようです。たぶんイスラム系の方だったのかな。
それで一生懸命迷っていたので、「お手伝いしようか」って声をかけました。
たしかに、日本語読めなかったら何がはいってるかわからないですね。

Perkyスタッフ:それは人助けですね!

生徒さま:自分から話しかけてはみるんだけど、うまく喋れないこともあります。
そういう時に「あー勉強しなきゃ」って思うんですよ。
それが結構大事だなと。
どうしてこういう風に言えなかったんだろうか
と後で思うことが、わたしにとって大事だと感じているので、積極的に話しかけるようにしてます。

Perkyスタッフ:これからオリンピックもありますし、外国人がどんどん増えてきますよね。話すチャンスはたくさんありそうですね。

生徒さま:この間、90歳のおばあさんが「オリンピックで役に立とう」と英語の勉強を始めたっていうニュースがあったでしょう。
あれを聞いて、負けちゃおれんと思いましたね。

Perkyスタッフ:Aさんは「80歳まで続ける」が目標でしたね。

生徒さま:そうです。
新しい単語って、年取ってるからなかなか記憶できないんですよ。
でも、それをやらなきゃいけないなあと思います。
脳トレ、いわゆるボケ防止にとてもいいなと私は思うんですよ。

Perkyスタッフ:Aさんはいつもアクティブでいらっしゃるから、頭がフル回転している印象ですよ。

生徒さま:お年寄りで、ずっと家の中にいて、いわゆる「檻のない座敷牢」みたいな生活している人って多いんですよ。
でも、なにかやっていたほうが元気に年を取れると思うんです。
いずれ病になって、死のところに至るとしても、それまでなにかやり続ける。
活きて生きる」。
そういう風にできたらなあと思っています。

Perkyスタッフ:Aさんとしては、英語はオススメですか?

生徒さま:好きなことをやるのが一番だと思います。
でもね、英語って私たちの年代だと苦手な人が多いから、やってみたらいいと思うの。
みんな何度も挫折して、「あぁ、もう面倒ください。勉強したくない、つらい。」っていうのを繰り返してる。
だけどそれでやめちゃったら、もう絶対に英語って使わないですよね。
外国にいるならともかく、日本にいて日本語しか言わないんだから。わたしの友達でも、英文科を出ていても一つも喋れない人いるんですよ。

Perkyスタッフ:それはもったいないですね。

生徒さま:もったいないですよ。
わたしは英語ができなかったから国文科いっちゃったけど、諦めずにこうして英会話教室に通っています。
年を取って記憶力がにぶっていくのことは、本当に悲しいと思います。
若い時のように、どんどん単語を定着させることができればいいのですけど、1つの単語を覚えてもまた翌日に「これどういう意味だっけ?」と質問してたりします。
でも、それでもいいからやり続けようと自分で思っています。

Perkyスタッフ:旦那さんは英語を話せるんでしたっけ?

生徒さま:主人は、英語の知識はいっぱい詰まっていますよ。
でも喋るっていうのは別みたいです。
わたしのブロークンイングリッシュ(=いわゆるカタコト英語)のほうが通じるので、海外旅行にいくと「お前が話を聞いてこい」って言われます。

Perkyスタッフ:そこはやっぱり会話をメインにした英会話スクールに通ってたメリットですよね。

生徒さま:そう思います。
やっぱり会話と文章は違う。もちろん、文法のようなベースはとても大事なんですが、それを会話でどう表現していくかっていうのは別だなと思います。

Perkyスタッフ:Aさんは本当にアクティブで、英語以外にも歌をやっていたり、お友達ともよく遊ばれていて、同世代の方から見ると理想的な生活を送っているんじゃないかなと思います。
ご自身ではどう感じますか?

生徒さま:ここにきてるグループレッスンの人は、みんなテニスやってるし、イキイキと生活していますよね。
そうでなきゃいけないなと思っています。
なんでもいいから、年取ったら好きなものを2つぐらい。
脳トレの部分と、体の部分と、2つぐらいやることを持っていたほうがいいかなと思います。
新しいことに始めるのに抵抗があったとしても、一歩そのガードを踏み込んで行動するっていう勇気があるかないかで、人生変わると思いますね。

Perkyスタッフ:Aさん自身も、敬遠していた英語を習い始めるときに一つガードを踏み越えてきたと思うのですが、自分自身にたいして「変わったな」と感じる部分はありましたか?

生徒さま:広がりましたね。
海外に行っても簡単なことは聞けるし、お勘定が間違ってるときに「この計算は変じゃない?」って聞ける。
ホテルでも「朝食込みの予約だよね?」って確認ができるようになった。
やっぱり、できることが広がりますよね。
言えなければ黙って帰ってきちゃって、「あれー、あの旅行は高かったかなー」と、思っていたんでしょうね。
英語がわかるだけで、細かいところを自分で把握できるようになって、視野が広がってきます。

Perkyスタッフ:旅先で「本当にこれで合ってるのかな〜」と疑問に思っても、英語ができなければ諦めてしまいますよね。
そこを一歩ふみ込んで、確認したりできるようになったってことですよね。

生徒さま:そうそう。
あとね、ちょっとした交渉もできるようになりました。
カフェまで行かずにお部屋でコーヒーを飲みたくて、「コーヒーいただきたいけどホテルの部屋まで運んでもらえる?」って聞いてみたら「いいですよ」と返事をもらえたんです。

Perkyスタッフ:いいですね!選択肢が広がって、楽しみが増えそうです。

生徒さま:洋服1つ選ぶときでも、「これ私にはタイトだから、1つ大きいサイズがほしい」とか聞くわけですよ。
すると店員さんがアレコレ言ってくれるので、それも助かりますね。
一番助かるのはね、値段の交渉をする時ですよ。
「もっと安くして」って頼んだり。それはもう大助かりですね(笑)

Perkyスタッフ:できるようになったことって結構ありますね。

生徒さま:最近は、日本でも外国人がぐっと多くなりましたよね。
観光地に行っても、街の中でも。
東京の人口の20%が外国人だってつい最近の新聞に出てましたし、そうなるとやはり「言葉でおじけづかなくていいのは良いな」と思います。

Perkyスタッフ:コミュニケーションはとれた方がいいですよね!

生徒さま:札幌に行くとき、飛行機のなかで隣に座ったアジア人に英語で話しかけてみたんです。
そしたら周りの人が「あのおばあさん英語で話してる!」みたいなことを言っていて、もうすごい優越感でした(笑)
わたしの英語はめちゃくちゃだったかもしれないけど、それでもちゃんと英語が通じて。すごい優越感でしたね。
あれは中国人だったと思うのだけど、お互いに外国語を話しているせいか、わりと言葉が通じて楽しいんですよね。

Perkyスタッフ:それはすごいですね!
アジア人同士だと発音が似てるから、英語が聞き取りやすかったりしますよね。

生徒さま:そうそう。
観光客の落としものを拾ったときも、相手の方に英語で声をかけたりしますが、すごく感謝してもらえます。
英語で人のために何かできると、すごく満足感があるんですよ。

Perkyスタッフ:仮に、これからAさんと同世代の方が英語を始めようか悩んでいるとして、何かメッセージがあればお願いします。

生徒さま:「英語なんて今更やったって、先が短いのに為になるわけじゃないし、月謝も勿体無いし」
なんて、自分で線を引いている人がいっぱいいると思うんですよ。
だけどそれを乗り越えて欲しいなあ。

老いて、何もわからない状態になってしまったら施設に入らなきゃならないでしょ。
施設代のことを考えたら、英語の月謝代で脳トレしてた方が安いのよ。
そういう計算ができるようになって欲しいし、旅行に行っても何しても「英語がちょっとできる」ってだけで楽しくなるよと言いたいです。
線を踏み越えて、もう一歩前に出てやってみようか、っていう勇気を持ってほしいです。
わたしたちの年代のお年寄りで英語を習っている人は少ないですよ。

息子さんが海外で暮らしてるとか、娘さんの旦那様が外国人だとか、なにかきっかけがあれば別だけれど。
海外との縁が全くない人は、なかなか英語を習いにこないと思います。
だけど、世の中はインターナショナルな時代だから、目を向けて欲しいなと思います。

かっこいいですよ。何のとりえもない人が、つたない英語を喋ってたって「わー、あのおばあさん英語しゃべってる!」みたいな風に思ってもらえるから。
かっこいいから是非やってください。

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