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ニュージーランド、クライストチャーチってどんな場所?
ニュージーランド」という国名を聞いて、どのようなイメージを抱きますか?
「羊が人間の数より多い」「自然が豊かでのどかな場所」などカントリーサイドのようなイメージが、ニュージーランドにはあると思います。
ニュージーランドはそんなイメージ通りの場所です。
特に編集Aの滞在していたクライストチャーチは、非常にのどかな場所で、人が少なく、土地が広大な場所でした。
「こんなのどかな場所は他にはないのではないか?」と思っていたので、2019年3月15日にクライストチャーチでテロが起きた時は、体が震えあがりました。あんなに、のどかで穏やかな場所で、まさかあのような悲惨な事件が起きるなんて誰が予想していたでしょうか。
しかし、世界には100%安心できる場所なんて存在しません。「テロが怖いから」「危険かもしれないから」という理由で、留学やワーキングホリデーを諦めるのは、個人的に非常にもったいないと思います。日本にいれば完全に安全と言い切れないのですから。
私がニュージーランドを留学先に選んだ理由
父は以前アメリカで、日本語教師として働いていたことがありました。私が父に留学をしたい旨を告げた時、まず第一に「安全さ」が求められました。
ニュージーランドは比較的、治安の良い国と言われています。私自身、クライストチャーチで生活をして、身の危険を感じた瞬間は非常に少なかったのではないかと思います。
ただし、一度シティーセンターであったパーティーから友達と歩いていた帰路で、人通りがないところで1台の車が目の前に急停車したことがありました。私たちは車が目の前に止まった瞬間、全力で走り家で駆け込みました。
もしかしたら、親切心で私たちに声をかけようとしてくれていたのかもしれません。もしかしたら、私たちが歩いていたちょうど目の前が家だったのかもしれません。
色々な可能性が考えられますが、「特に夜は、人通りの少ないところで出歩かない。」ことを心がけることが重要だと思います。友達の中には、外を出歩きたくないという理由で、自転車を使ったり、Uber(車の配車サービス)を利用したりしている人もいました。
ニュージーランドで留学してよかったこと
「自然が綺麗」まさにその一言です。
私の暮らしていた街並みは、一軒家が多く立ち並ぶ住宅街でした。マンションのような大きな建物が少なく、空がとにかく広大で、澄み切って見えました。夜は星を眺めることができます。
また、少し車を走らせると、羊が道にいたり、どこまでも続きそうな緑が見えたり、田舎、自然、穏やかさを思う存分楽しむことができます。
帰国が近づく中で、「この自然が絶対に恋しくなるね」と言い合っていたほど。
都会暮らしに疲れている人には非日常的な光景が広がります。
特に、クライストチャーチから車で約2時間ほどのところにあるテカポ湖では、星空が世界遺産に登録されています。
編集Aも実際に星空を眺めにいきました。プラネタリウムを越えてきました。星と星との間隔がほとんどないほど、空一面にひきつめられた星を見ることができて幸せ者だと、心から幸せ者だと感じた貴重な経験です。
ホストマザーが編集Aの21歳の誕生日のときに連れて行ってくれたので、人生で一番印象的な誕生日を迎えることができました。(ニュージーランドでは21歳が特別な歳です。)
ニュージーランドで留学して大変だったこと
やはり、「ニュージーランドの英語」はアクセントが強く、はじめは聞き取るのに大変苦労をしたのを覚えています。特にホストマザーの彼氏の発音が癖があり、何も理解できずただただ笑うしかなかった、ほろ苦い思い出もあります。
アメリカ英語に普段慣れていると、聞きなれない発音がたくさん出てきて、初めは困惑してしまうと思います。編集Aは、ニュース番組をみたり、ホストマザーと極力話すように心がけたりして、耳を慣らしました。
また、外食をするのにお金がすごいかかるのも大変でした。私はホストファミリーと一緒に過ごしていたので、夕飯代は滞在費に含まれていたのですが、語学学校の友達にディナーを誘われて、毎日毎日断らないで外食をしていたら、「いつの間にかこんなに使っていたのか!」と驚いた経験があります。
それでもクライストチャーチは良い
初めは楽しいことだけではありませんでした。初めの週は友達がうまく作れず、日本に今すぐ帰国したいと毎日思っていました。
それでも、もし留学するチャンスが目の前に転がっていたとしたら、全力で掴みに行って欲しいと強く思います。
以前クライストチャーチでは大きな地震がありました。街中には地震によって破壊された建物がそのまま保持されているところがたくさんあります。
自分自身で、そのような現場を見ることで、「自分が今勉強できていることがどれだけ幸せなことなのだろうか」と強く感じます。
人々は優しいです。空気は綺麗です。朝ごはんのシリアルは今でも日本に取り寄せたいほど美味しかったです。
普段の生活から離れることで、些細な幸せに気づくことができます。新たな考えに触れることができます。多くの人々との出会いが待っています。
「留学=英語を学ぶ」では、もはや、ないと思います。自分自身を振り返ることができる貴重な機会です。
もし、挑戦したい気持ちが少しでもあるならば、クライストチャーチで留学をしてみては?

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