こんにちは!蒲田・浜松町の英会話Perkyです。
日常生活でよく使う「横」「縦」という言葉。
実は、日本人が意外と知らない英語ワードだったりします。
例えば、外国人に写真撮影を頼まれたときに、みなさんは「横向きと縦向きどちらがいいですか」と英語で聞けますか?
今回は、そんな「横」「縦」を表す英語についてご紹介していきます。
目次 - お好きなところからどうぞ
「横」「縦」の英語表現
「横向きの〜」「縦向きの〜」と言いたいときは、こんな形容詞を使います。
- 横:horizontal(ホライゾンタル)
- 縦:vertical(ヴァーティカル)
horizonは、「地平線」「水平線」のこと。
つまり、横向きは「水平に」というふうに表すんですね。
中学時代にNEW HORIZONという教科書を使っていた方は、聞き覚えのある単語かもしれません。
verticalは「垂直」を表す言葉です。
昔、バーティカルリミットという有名な登山映画がありましたね!
これは、登山やロッククライミングなど上に向かって進んでいく競技で、人間が極限状態に陥る「高度限界点」を指します。
映画の中では、なんと標高8000mで遭難してしまいますが・・・vertical limitというのは、ざっくり言うと「人間が縦方向に向かって進める限界」という意味だということです。
写真の「横向き」「縦向き」は?
写真の横向き、縦向きにも、形容詞の「horizontal」と「vertical」を使うことができます。
では「横の写真と縦の写真、どちらがいいですか?」と英語で聞いてみましょう。
例文:
Would you like the vertical angle or the horizontal angle?
横向きと縦向きどちらのアングルが良いですか?
また、「写真を横向きに撮ってください」という場合は、「横向きに」という副詞をつけます。
- 横向きに:horizontally(ホライゾンタリー)
- 縦向きに:vertically(ヴァーティカリー)
副詞にするのは、語尾に「ly」をつけるだけですね!
こちらも英語で例文を挙げてみましょう。
例文:
Could you take a picture horizontaly / vertically?
横向き/縦向き で写真を撮ってもらえますか?
写真だけの「横」「縦」表現もある!
上で説明したhorizonal、verticalはいろんな場面で使えますが、実は写真やページ等について話すとき特有の「横・縦」表現もあります。
- 横向きの:landscape(ランドスケイプ)
- 縦向きの:portrail(ポートレイト)
landscapeには、風景という意味もあります。
風景写真を広く撮るときは、横向きで写真も撮りますよね!
portraitは、肖像画やポートレート、つまり人物写真という意味もあります。
たしかに、履歴書の写真も必ず縦向きになっていますよね。
では、こちらも英文を見ていきましょう。
例文:
Could you take a photo in landscape / portrait?
横向き/ 縦向きで写真を撮ってもらえますか?
「横向き」と「横側」は似ているようで違う
ちなみに・・・「横」と聞くと、「side」という単語を思い浮かべた方もいるかもしれません。
海の横のことをシーサイド(seaside)と言ったりしますが、実はsideは「辺」を意味します。
つまり何かに対しての横側であって、物体そのものが横になっているわけではないんですね。
写真の「横向き」の場合は、写真そのものが横向きの状態になります。
なので、横向きと横側は違う!というのも、ぜひ頭の片隅に置いてみてください。

英語はじめてでも安心!英会話パーキーです。