こんにちは!
蒲田・浜松町 英会話Perkyのスタッフです(^^)
東京都では緊急事態宣言が延長し、休日もおうちで過ごされている方も多いのではないでしょうか。
おうち時間がある時にこそ、楽しみながら、ちょっとした英語の勉強ができるといいですよね!
そこで今日は、映画「ハリー・ポッター」に出てくる言葉に絡めて、英語について3点ほどお話してみます。
ちょっとしたダジャレ?ダイアゴン横丁
まずは、魔法使いの集まる商店街、ダイアゴン横丁。
ダイアゴン横丁は英語で書くと「Diagon Ally」で、Allyが横丁という意味になります。
これ、2つの単語を合体させると「Diagonally(ダイアゴナリー)」。
つまり「斜め」を意味する副詞になります。
せっかくなので縦と横も覚えておきましょう!
- 縦の:vertically(ヴァーティカリー)
- 横の:horizontally(ホライゾンタリー)
- 斜めの:diagonally(ダイアゴナリー)
これがなぜダジャレなのかというと、ダイアゴン横丁にある建物が斜めに傾いているからなんですね。
ぜひ映画でチェックしてみてください。
登場人物の名前を英語で見てみよう
ハリー・ポッターの映画の中にはユニークな名前の登場人物が出てきます。
例えば「名前を言ってはいけないあの人」や「ほとんど首なしニック」などがいますが、これらは英語ではどのように表現されていたかご存知ですか?
「例のあの人」はYou-Know-Who。
一般的に使われる言葉ではありませんが、関係代名詞 whoを使って「君の知っているあの人」と表現しています。
「ほとんど首なしニック」はNearly Headless Nick。
nearlyは「ほとんど、もう少しで」という意味です。
「ほとんど」を表す英単語
この「ほとんど」という英語表現、学生時代に「almost」という単語で習っていませんか?
実はイギリス英語ではnearly、アメリカ英語ではalmostがよく使われる傾向があるのですが、日本の英語教育はアメリカ英語であるため、almostで習ったんですね。
ただし、nearlyには「もうすぐ到達する」、almostには「何かと近い」というニュアンスの違いがあります。
例えば、親子の顔がそっくりで「ほとんど同じだね!」と言う場合はalmostしか使えません。
日本語でも「もうすぐ同じだね!」とは言わないですもんね・・。
どちらも「完全にそうではないけれど、ほとんどそう」というニュアンスを表すときに使う副詞で、よく使うワードです。
注:呪文は英語でなくラテン語?
ハリー・ポッターといえば、特徴的なのは魔法の呪文ですよね。
これは英語っぽく聞こえるのですが、実はラテン語をもじった創作ワードなので、そのまま英語としては使えません。
ただ、ラテン語と英語はよく似た単語も多いため、気になる言葉をインターネットでちょっと検索してみるだけでも、知らなかった英単語に出会うことができます。
例えば、忘却の呪文「オブリビエイト」。
実はこれ、結構有名なお話なのですが、記憶を忘れさせる呪文「オブリビエイト(Obliviate)」にはかなり近い英単語があります。
それが「oblivious(オブリビアス)」。
「忘れている」「気づいていない」という意味の形容詞で、「be oblivious of」の形で使います。
She was oblivious of her duty.
彼女は自分のすべきことを忘れていた。
forget(忘れる)を使うのも、もちろんOK!
でもobliviousを使うと、ちょっと英語上級者っぽくてカッコいいですよね(笑)
映画から学ぶ!「ハリー・ポッター」に出てくる英語を解説 まとめ
このように、映画に出てくるちょっとしたワードについて調べてみるだけでも、膨大な量の英語の知識が出てきてしまうんですね。
なので、こういったファンタジー映画からでも学べることはたくさんありますし、特にはハリー・ポッターは言葉遊びが面白い物語でもあります。
休みながら遊びながら、ちょっとした知識の積み重ねをする。
これが将来の英語力に繋がるので、ご興味があれば是非気になるワードを調べてみてください♪

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