こんにちは!蒲田・浜松町の英会話パーキー です。

突然ですが、皆さんは「この部屋、暑い!」を英語で言えますか?

ぜひ気候が暑くなる前に、この表現を覚えてサラリと言えるようになっちゃいましょう♪

「この部屋、暑い!」は ” It’s hot in here “

では早速、英語表現を見ていきましょう。

「この部屋、暑い!」と言うときは

” It’s hot in here “ と言います。

「暑い」は皆さんご存知の ” hot ” ですね。

” It’s hot! “ というだけでも、シンプルに「暑い!」という意味になります。

すごく暑いときには ” It’s really hot ” または ” It’s so hot ” と言うのも、とても自然な英語で良いですね。

「暑かった」と言う場合は?

では、いまは暑くないけれど、「さっきは暑かった!」と言う場合にはどうしたらいいでしょうか?

これは単純に過去形を使ってみましょう。

” It was hot in here “
この部屋、暑かった!

in hereってどういう意味?

さて、” It’s hot in here” の in here ってどういう意味でしょうか。

なんとなく「ここ」とか「この部屋」という意味だろうな〜と、勘の良い皆さんは思っていらっしゃるかと思います。

でも「それなら “here” だけでも良いのでは・・・」と思いませんか?

思います・・・よね??

It’s hot here! って外国人が言ってそうですもんね・・・!

実はこれ、半分は正解なのです。

hereとin hereの違い

では、” here ” と ” in here ” の違いってなんでしょう?

here:
単純に「ここ」「私たちがいる場所」という意味。
対象になるものが外でも建物でも組織でも、「ここ」と言いたい時にはいつでも使える言葉です。

in here:
「この中」「この内側」というふうに、特定の区域・空間を指す意味。
建物の中のある一室を指すときには ” in here ” というのが、より正確な英語になります。

「この部屋が暑い」ということは、ある特定の部屋の中が暑い!という意味になりますので、

” It’s hot in here “ という表現になるのです。

逆に、広い空間にいるときは「●●の内側」とは言わないので ” It’s hot here “ で大丈夫です。

in hereを文法的に考えてみよう

さて、ここから少しだけ「 in here 」について文法的に解説します。

” in ” に関して

通常 “ in “は「in the bag」「in my hand」と言うように、物(名詞)の前にくる前置詞です。

前置詞+名詞の順番で使います。

ですが、in hereの場合、hereは名詞でしょうか?

” here ” に関して

実は、hereは使い方によって名詞(代名詞)になったり副詞になったりします。

名詞のhere:
「this place」(この場)という意味の代名詞。

副詞のhere:
「this place we are at」(私たちがいるこの場所)という意味の副詞。
前置詞は要らない。
hereだけを単体で、文章の最後や途中などにくっつけて使い、なくても文章が完成する。

例えば、「ここから」を英語で言うと、何になりますか?

答えは

” from here “ (前置詞+名詞)

ですね!

この場合は、前置詞 fromに続く「代名詞」です。

in here はどういう文法!?

では ” in here ” のhereは名詞なのか、それとも副詞なのか。

先ほどのfrom hereにも似ているので、一見 形容詞+名詞のセットに見えるのですが・・・

この場合は ” in here ” でワンセットの副詞、というふうに捉えるのが分かりやすいです。

副詞というのは、その文章中にあってもなくても文法的に成り立つ言葉。

ここで、この記事の冒頭で申し上げた一言を思い出してみましょう。

” It’s hot! “ というだけでもシンプルに「暑い!」という意味になります。

そう、here や in here がなくても文章が成り立つのです。

in hereは、副詞的に文章の後ろにくっつけて、
「 (この部屋)暑い!」というふうに意味を補強している・・というお話でした。

番外編:here以外を使ってみる

場所に関して具体的な名詞を使う場合について解説します。

例えば、「B教室の中、暑かったよね」という時には

” It was hot in the classroom B.

になります。

この ” in ” は classroomという名詞の前にあるので、文法的には前置詞の ” in “

ですが、これも” It was hot. ” だけで成り立っている文章の後ろに

場所を説明するための ” in the classroom B ” を副詞的にくっつけている形になります。

うーん、文法って奥が深いですね!?

ちなみに “ in here ” の文法的解釈に関しては英語圏でも話し合われているので、ちょっと難易度の高いお話でした。

「この部屋、暑い!」って英語でなんと言う?使える英語表現!まとめ

今回は「この部屋、暑い!」の英語表現に加えて、文法的にも説明をさせていただきました。

逆に、寒いときには「It’s cold in here!」と言ってみてもいいですね♪

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