皆様こんにちは。
英会話パーキースタッフのAsuです。
今日は「やっぱり!」の英語表現についてお話しますが、やっぱりという言葉には色んなニュアンスがありますよね。
- やっぱりそうだと思った(= 思った通り)
- やっぱり変えます(= 気が変わった)
- やっぱり大丈夫です(= 無かったことにしたい)
- やっぱりあなたが一番好き(= 結局)
- やっぱり〜すればよかった(= 後悔)
これらのそれぞれについて英語表現を解説してみますね。
やっぱりそうだと思った – I knew it
「やっぱりね!」の代表とも言えるフレーズが「I knew it!」です。
自分の勘が当たっていた時などによく使います。
これは映画の中でもよく使われている英語表現で、たとえば主人公の恋人がろくでもない奴だったときに「I knew it!(そんな事だろうと思った!)」と叫んだりしてます。笑
A: Hey, what is your boyfriend doing today?
ねえ、あなたの彼氏は今日何してるの?B: He said he is going to go shopping…why?
買い物に行くって言ってたけど・・・なんで?A: I saw your boyfriend kissed another girl.
他の女の子にキスしてるの見かけたよ。B: That idiot! I knew it!
あのバカ!やっぱりね!
そんなネガティブな意味だけじゃなく、ポジティブな意味でも使いますよ。
友達がテストに合格した時など「あなたなら出来ると思ってた!」という時もI knew itを使います。
A: I passed the exam!
試験に受かったよ!B: I knew it! Congratulations!
やっぱりね!おめでとう!
「I knew it」で十分使えますが・・・
例えば、テーブルの端っこに置いていたコップが落ちた時など。
「あーあ、そうなる気がしてた」と言いたい時には「I knew this would happen.」と言ったりします。
やっぱり変えます – Actually
カフェで注文する時などに「コーヒーをお願いします・・・あ、やっぱり紅茶で」と気が変わる事はありませんか?
その時の「やっぱり」は「Actually」なんです。
Actuallyと言えば、日本では「実は・・・」と訳されることが多いですよね。
中学校などでも「実は」「本当は」などという意味で習います。
でも、ネイティブの人はそれだけではなくて「やっぱり●●●にします」と言う時にもActuallyを使うんですよ!
- Can I get a coffee? Actually, a tea please.
コーヒーお願いします。やっぱり紅茶で。
A: What do you want to eat? Chinese? Italian?
何食べたい?中華?それともイタリアン?B: Actually, shall we stay home and order some pizza?
やっぱり、家にいてピザでも頼もうよ。A: That’s also good. It’s chilly outside today.
それもいいね。外も寒いし。
やっぱり大丈夫です – It’s nothing
「やっぱり大丈夫です」「やっぱりいいです」と言う時は
・It’s nothing(なんでもない)
・Never mind(気にしないで)
のどちらかを使うことが多いです。
一番簡単なのは「Nothing.」ですが、これはちょっとスラングっぽい言い方。
「It’s nothing」(なんでもないです)が一番使いやすい正統派な表現です。
A: What? What did you say?
何?いまなんて言ったの?B: It’s nothing.
やっぱりなんでもない。
やっぱりあなたが一番好き – after all
「やっぱり●●●が一番」「やっぱり●●●だよね」と言いたいときは「after all」を使います。
「after all」は皆さんも聞いたことがあるフレーズだと思います。
でも学校では「結局」と習いましたよね?
これは、意味合い的には一緒です。
結局●●●がいいよね、やっぱり●●●だよねと言いたいときに「after all」を使うのです。
- After all, I love John.
やっぱり、ジョンのことが好き。 - After all, we are friends even we often fight.
しょっちゅう喧嘩しても、やっぱり私たち友達なんだよね。
A: I sometimes want to listen “Baby” by Justin Bieber.
たまにジャスティン・ビーバーの「Baby」聴きたくなる。B: That’s old! But I know, we like that song after all.
古いね!でも分かる、やっぱりみんなその曲が好きなんだよね。
やっぱり〜すればよかった – I should have
「やっぱり●●●すれば良かった・・・」と言いたいときには「I should have」を使います。
ちょっと英文法のお話になりますが、
should + have + 過去分詞で「〜すべきだった」という意味になります。
(↑覚えてますか?高校英語で習うやつです!)
- I should have studied harder.
やっぱりもっと勉強しておけば良かったな。
A: I heard Jim and Alice are dating…
ジムとアリスが付き合ってるらしい・・・B: You should have told him that you like him.
やっぱりジムに告白しとくべきだったね。A: I still like him, but it’s too late.
まだ好きだけど、今さらもう遅いよね。
「やっぱり!」は英語でなんと言う?英語フレーズと使い分け まとめ
今回は「やっぱり」の複数パターンをご紹介いたしました。
意味合いやシチュエーションによって英語表現が変わりますので、ぜひ意味が合うように使い分けてくださいね。
英語はじめてでも安心!英会話パーキーです。