こんにちは!蒲田・浜松町の英会話パーキーです。
今回はビジネスの場面で使う「かしこまりました」「承知いたしました」の英語表現について解説します。

フォーマルな英語表現

英語にも日本語と同じように “敬語” の文化があります。
実際、カジュアルな英語フォーマルな英語には「了解」と「承知いたしました」ぐらいの違いがあります。
職場の上司や取引先との会話には、対面でもメールでもフォーマルな英語で対応をしましょう。

「かしこまりました」は何という?

普段、友達同士で話をするときに「了解!」というなら「Okay!」で十分なのですが、フォーマルな場面では失礼になってしまいます。

実際のビジネスシーンでは “Certainly” が使われることが多いです。
海外映画の中でも、上司からの指示やお客様からのお願いに対して「Certainly.」(かしこまりました)と答える場面はよく見られます。
“Of course”(もちろん)も同じ意味です。

その他、“Absolutely”“Definitely”も使えます。
直訳すると、Absolutelyは「完全に」「絶対に」、Defenitelyは「明確に」「たしかに」。

「Absolutely.」「Defelitely.」だけなら、どちらも肯定的な意味合いの返答で使われます。
もしAbsolutely not、Defenitely notというふうに “not” を付けると「絶対に却下です」という強い拒否の意味になります。

  • Certainly.
    サーテインリー
  • Of course.
    オフコース
  • Absolutely.
    アブソルーッリー
  • Defenitely.
    ディフィニトリー

★例文

A:I need a conference room for sales meeting tomorrow. Can you book for me?
営業会議のために会議室が明日必要なんだ。予約してくれる? 

B:Certainly.
かしこまりました。

===================

A: Could you send me the document by email?
 メールで書類を送っていただけますか?

B: Of course I will.
 もちろんです。

===================

A: Mary, can you tell me how your project goes?
 メアリー、あなたのプロジェクトがどうなってるか教えてくれる?

B: Absolutely. I would like to show you the sales data.
 かしこまりました。売上データをお見せします。

カジュアルな英語表現

同僚と話す時・気心のしれた仲のいい上司と話す時には、カジュアルな英語でも問題ありません。
逆にかしこまった英語を使っていると心の距離を感じさせてしまう場合もあります。
相手との関係性・相手の使っている英語のニュアンスによってカジュアルな英語も使い分けてみてください。

「了解!」は何と言う?

同僚に話しかけられて「了解!」と答える時は “All right!” “Sure thing!” と言います。
Sure thingは聞きなれないかもしれませんがネイティブがよく使う日常会話表現で、 “Sure” と同じ意味です。相手からのお願いや声かけに対してこころよく「もちろんいいよ!」と答える時に使います。

なにか頼まれごとをされた時、説明されたことを理解した時には “I got it.”を使います。I got it = わかった という意味。“No problem”も使いやすい返答ですね。

その他、チャットやメールなどの文面でのやりとりの場合は “Noted.” と返信をすることが多いです。Noted = あなたのメッセージを心に留めておきます、という意味です。
“Noted” の場合はお願いされたことを実行に移すかどうかは別で、単純に「覚えておきます」というニュアンスが強くなりますので、同意する気持ちや実行することを伝えたい場合には “All right!” や “I got it.” と前向きに返事してあげましょう。

  • All right!
    オーライ
  • Sure thing!
    シュアティン
  • I got it!
    アイガリッ
  • No problem!
    ノープロブレム
  • Noted.
    ノーティド

★例文

A: Can someone pick up the phone?
 誰か電話に出てくれない?

B: I got it!
 了解!

===================

A: Sorry, I’m running late. Please wait for five minutes.
 ごめん、遅れてるの。5分待ってね。

B: All right! See you then.
 了解!またあとでね。

===================

A: The elevator is under repair. Please use stairs.
 エレベーターが修理中です。階段を使ってね。

B: Noted.
 了解。

まとめ

英語で「承知いたしました」「了解」をあわらす英語表現について説明させていただきました。職場で急に英語を話さなければならない場面になると丁寧な英語とカジュアルな英語の使い分けに混乱することがあり、後で「あの時もっとフォーマルな英語を使いたかった・・!」と思うことも多々あります。
いざという時に焦らないように、“Certainly.” だけでも覚えておいていただけたら幸いです。

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