投稿日:2025年5月11日 最終更新日:2025年6月1日
皆さんこんにちは!英会話パーキースタッフです。
英語の授業で「初めまして」は「Nice to meet you」と教わってから、ずっと使ってませんか?実は初めましてにもいくつか言い回しがあります。
今回は初対面のあいさつについて深掘り解説、そしてNice to meet you以外の挨拶を紹介します!
Nice to meet you.の主語って何?

初めての英語の授業で「Nice to meet you」と教わってなんとなく使ってるけど、そういえば主語って何…と思ったそこのあなたは、とても勉強熱心な方なのでしょう。
実はNiceの前に「It is」が省略されているのですが、これは必ず主語が必要な英語だからこそ出てくる「仮主語」というものです。仮主語it はただ仮に置いているだけなので、訳す必要はありません。「to meet you / あなたに会うことは」が本当の主語なのですが、主語が長くなるのでシンプルなItに置き換えられています。
仮主語Itを修得すると英語が格段に理解しやすくなるので、ぜひ覚えてほしいのですが、今回はややこしくなるので特に詳しく解説しません。
Nice to meet you においては省略することがほとんどなので聞くことはあまり無いですが、省略しない方が丁寧なニュアンスになります。
Nice to meet you 以外の「初めまして」

It is a pleasure to meet you.
It is a pleasure to meet you. / お会いできて光栄です。
Nice to meet you よりも丁寧な言い回しです。これもIt is は仮主語なので省略できますが、フォーマルになればなるほど省略せずに丁寧に言うのが◎
本当に目上の方に対して使う「It is an honor to meet you. / お目にかかれて大変光栄に存じます」という言い回しもありますが、英語では状況に合わないほどの丁寧すぎる表現は必要ないので、うまく使い分けてくださいね。
How do you do?
How do you do? / 初めまして(ごきげんいかが?)
も「初めまして」という意味ですが、年配の方々が使うような少し堅い表現なので使われる機会は減ってきています。さらにHow do you do?は初対面の時にしか使えません。
もしHow do you do?と言われたら、こちらもHow do you do?と返すのが一般的です。疑問形ですが実際には質問ではなく、特にgoodやfineのような答えを期待しているわけではありません。
初めましてと言われたら?

A : Nice to meet you.(お会いできて嬉しいです。)
B : You, too. (私もです。)
「Nice to meet you」と言われたら、「Nice to meet you, too.」や「You, too.」と、自分も同じ気持ちであることを伝えます。「You, too.」はとても簡潔になっていますが、「It’s nice to meet you, too.」の略です。
基本的に「(相手が言った言い回し)+too / 私もです、こちらこそ」をつけるだけなので、特に難しく考える必要はありません。
初めてメールで連絡をする時

To whom it may concern:
My name is Lisa. I’m in charge of sales at ABC company.
/ 関係者各位
私の名前はリサです。ABCカンパニーの営業担当です。
英文メールにおいては初めてのあいさつを丁寧に書くことよりも、「簡潔にあいさつ」して「メールの趣旨を最初に書く」ことです。「結論が先、説明は後」が基本なので、ビジネスメールでも「I am (名前) from (会社名).」くらいのあいさつで済ませます。
気を付けるべきなのは挨拶ではなくどちらかというと「件名をきちんと入れる事」。簡潔に伝える必要があるからこそ、件名がかなり重要なのです。
オンラインでやり取りしたことがあるけど初めて会う場合

Nice to finally meet you! / やっとお会いできましたね。
I finally got the chance to meet you. / やっとあなたに会う機会が得られました。
昨今の情勢や働き方が変わってきたことでオンラインでミーティングをすることがかなり増えましたが、それに伴い、いつもやり取りをしているのに実際にはあったことが無いということも増えました。
オンラインミーティングで顔も見えているし会話もしているので、初めて実際に会ったのに何だか初めましてな気がしない…そんな時はお決まりのあいさつにfinallyをつけて「Nice to finally meet you!」という言い回しをしてみましょう。finallyをつけて「やっと/ついに」という意味を足すことで、心待ちにしていることを伝えることができます。
いかがでしたか?第一印象が大切なのはどこの国でも同じです。英語が上手くないから…発音が下手で通じなかったらどうしよう…などと深く考えずに、相手との関係性やシーンに応じてしっかりと挨拶することが大切ですよ♪
PerkyのWEbサイト運用担当。海外でお酒やコーヒーの勉強をしてました!