投稿日:2023年3月25日 最終更新日:2024年2月13日
こんにちは!蒲田・浜松町の英会話パーキースタッフのAsukaです。
今回は、新生活スタートに向けて「よろしくお願いいたします」の英語表現を解説します。ビジネス英語が必要な方は必見です!
厳密に言うと、英語には日本語と同じ意味の「よろしくお願いいたします」がありません。
ですから、代わりとして使える英語をシチュエーションごとご紹介します。
直接会う時の「よろしくお願いします」
初めて会った人への「よろしく」は、みなさんご存知の「Nice to meet you」です。
これは日常会話でもビジネスシーンでも同じです。
自己紹介する時は、自分の名前を言った後に「Nice to meet you」を添えましょう。
👨 Hi, I’m Mark.
(こんにちは、マークです。)
👩 I’m Kyoko. Nice to meet you!
(私はキョウコです、初めまして!)
しかし2回目以降に会う時は「Nice to meet you」を使いません。
2回目以降に会う時
2回目以降に会う時は「また会えて嬉しいです」という意味で「Nice to see you again」と言うのが一般的です。「Good to see you again!」とも言えます。
「meet」と「see」は同じ「合う」という意味ですが、実はそれぞれ微妙にニュアンスが違うのです。
- meet:人と知り合う
- see:知っている人に会う
そのため再会する人には「Nice to meet you」と言わないように注意です。
👩 Hi John. Long time no see!
(ジョン、久しぶりね!)
👨 Hi Yumiko! Good to see you again. How are you doing?
(ユミコ!また会えて嬉しいよ。最近どうしてるの?)
電話で話す時
電話で話す時は、相手と面と向かって出会ったわけではないので「Nice to meet you」だと不自然な感じになってしまいます。というのも「meet」は顔を合わせて出会うニュアンスだからです。
電話の時は、
- It’s nice to talk to you(あなたとお話できて嬉しいです)
- I’m glad to know you(知り合えて嬉しいです)
と伝えると良いでしょう。
以前からメールや電話で繋がっていた相手と話す時
以前から知っている人と、ついに直接会えた!
そんな時は「I’m happy to meet you finally !」で「ようやく会えて嬉しい!」と言いましょう。
ビジネスシーンでしたら「I’m glad to meet you finally. 」と言うと丁寧になります。
解散する時の「よろしくお願いします」
初めて会った人と解散する時にも「それではよろしくお願いいたします」と言ったりしますよね。
その場合は、最初の挨拶とはまた違うニュアンスになります。
「お会いできてよかったです!」という意味をこめて「Nice meeting you」と言いましょう。
尚、相手に先に言われた時は、またお会いしましょうという意味で「I look forward to seeing you again」と返すといいでしょう。
👩 It was nice meeting you.
(お会いできてよかったです。)
👨 You too. I look forward to seeing you again.
(私もです。また会えるのを楽しみにしてます。)
※「Me too」ではなく「You too」です。
「再び会いましょう」と言う時は「meet」でなく「see」を使うのがポイントです。
初めましては「meet」、再会は「see」で覚えましょう。
これもシチュエーションによって、別の挨拶パターンがあります。
仕事でクライアントと解散する時
ビジネスシーンで会ったクライアントと解散する時、今後も関係性を保ちたいはずですよね。
「引き続き連絡を取り合いましょう」という意味で「Please keep in touch」と伝えるのもいいですね。
電話で話していた時
電話で話していた時は「It’s nice talking to you」と言いましょう。
直接会う場合は、
初めて会う:Nice to meet you
解散する:Nice meeting you
と、動詞「meet」の形が変わりましたよね。
それと同じように電話で話す場合は、
最初の挨拶:Nice to talk to you
電話を切る:Nice talking to you
と、動詞「talk」の形を変えてあげましょう。
まとめ
いかがでしたか?
新生活では挨拶する場面が多いです。そんな時にスムーズに英語で挨拶ができると安心ですよね!
英会話に自信がなくとも、挨拶だけでもきちんとできると印象が全然違います。
相手に覚えてもらえるように、しっかりと目を合わせて握手をして「Nice to meet you!」と言ってみてくださいね!
英文法講師・Web担当。元・パーキーの生徒。
外資企業を退社後、カナダへ社会人留学しました。