投稿日:2020年3月27日 最終更新日:2021年9月22日
こんにちは!蒲田・浜松町汐留英会話パーキーです!
今回は「ベテラン」の英語の言い方をご紹介します。
「ベテラン」の言い方
「ベテラン」という言葉は、日常的に使う機会が多いことでしょう。
「彼女はベテランの教師です」「彼はこの道のベテランだ」など、とりわけ仕事について語ることの多い大人の会話には頻出します。
「ベテラン」という言葉が外来語の綴りが、”veteran”であることはご存知だと思います。
ですが、本当に日本語の「ベテラン」と英語の”veteran”とは対応しているのでしょうか?
‘Veteran’は「退役軍人」の意味!
私たちの耳に馴染みのあるカタカナ語「ベテラン」ですが、実は英語においては本来「退役軍人」を指す言葉として用いられます。
長年軍務に従事した人を指す”veteran”が、「熟達した人」という意味に転化したのですね。
もちろん英語でも、広い意味での「熟達者」を表現するために”veteran”を使用することは許容されますが、その場合には、「何のベテランであるか」を必ず文脈において示さなければなりません。
単体で用いられる”veteran”は、ほぼ確実に「退役軍人」の意味で捉えられるため、さまざまな「ベテラン」を表現する目的のために用いることはできません。
よって、例えば仕事で信頼を買おうとして、「私はベテランです」と言うつもりで”I am a veteran.”などと言ってしまうと、おかしな誤解を招くこととなります。
では、広く熟達者を意味する「ベテラン」を自然に英語で表現するには、どのような英単語を使ったら良いのでしょうか?
「ベテラン」を英語で言うと?
英語で「ベテランの」「プロの」を表す形容詞としては、次のようなものがよく用いられます。
- expert
- experienced
- proficient
- skillful
また、名詞を用いて「ベテラン」を表現することもできます。その場合、
- an expert in ~
- a master of ~
のように、成句の形で用います。
ここで、inやofの後には名詞や動名詞が後置されます。名詞と前置詞の組み合わせに注意しましょう。
”expert”は「エクスパート」として日本語にも浸透しているほか、名詞としても形容詞としても用いることができるので、さまざまなニュアンスの表現に使いやすいのではないでしょうか?
「ベテラン」を使った例文の例
それでは、さっそく「ベテラン」を文中に用いた例文を見ていきましょう。
例えば、「彼女はベテラン教師だ」は次のように表現できます。
例文)She is an expert [experienced, proficient] teacher.
または、「彼女は教えることに関してベテランだ」というニュアンスで、
例文)She is an expert in [a master of] teaching.
と言うこともできます。
スポーツ選手から身近な職場の人まで、何かに秀でた人を描写するのに、表現の幅が増えると会話が弾みますよね。
是非使ってみてください!
終わりに
いかがでしたか?
今回は、私たちが「ベテラン」の意味でついつい使ってしまいがちな’veteran’の本来の意味と、英会話で使う場合の表現についてご紹介しました。
日常的に使っている日本語を自然な英語で表現できるようになると、会話がスムーズになりますよね!
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