みなさんこんにちは!蒲田・浜松町の英会話パーキーです。

今回は英会話の中でよく出てくる「even」の使い方について、例文と一緒にご紹介していきますね。

そもそも、evenってどう言う意味?

「even」という単語には、実は複数の使い方があり、代表的なのは以下の3つになります。

  1. 強調を表す副詞(〜さえも)
  2. 平ら・偶数などを意味する形容詞
  3. even + 接続詞(even if / even though)

この3つの中で、会話の中で使う際、みなさんが一番混乱されるのが1番の「強調」を表す副詞

こちらの用法についてお話していきます。

even + 名詞 / 前置詞+名詞

〜さえも の意味
一番使われやすいevenの用法です。

evenのすぐ後ろに名詞をくっつけて、その名詞(人や物など)について「●●●でさえも〜」と強調する形で説明をします。

  • Clean up your own room ! Even a child can do it.
    自分の部屋を片付けなさい!子供でさえそれぐらいのことはできる。
  • Even at this distance in time, I can’t forget the song.
    これだけ月日が経った今でさえも、あの歌を忘れることは出来ない。
  • That University is too difficult to enter. Even Bob couldn’t pass the exam.
    あの大学に入学するのは難しすぎる。ボブでさえ試験を合格できなかった。

even + 動詞

〜すら の意味。

動詞の前にevenを置いて、動詞を強調します。

  • Cathy doesn’t even know his name.
    キャシーは彼の名前すら聞いたことがない。
  • I haven’t even thought about that. (現在完了形と組み合わせて)
    そんなこと考えたこともなかった。

大体の場合、否定文にevenをくっつけます。

even + 比較級

さらに●●である の意味。

  • It will be even hotter tomorrow in Tokyo.
    明日の東京はさらに暑くなるでしょう。
  • His new novel is even better than past works.
    彼の最新作の小説は過去作よりもさらに良いです。

evenは「〜でさえ」という意味だと教わる?

evenの「強調」の用法については
「〜でさえ」が一般的だと日本の学校教育では教わりますが・・・

実は、日常の英会話の中ではいろんな使われ方があるので、全然そんなことありません!
(比較級なんて特にそうですね!)

例えば、驚き・呆れ・いらだちなどを意味する強調の意味もあるんです。

例として・・・昔、外国人の女性からこんな話を聞いたことがあります。

彼氏がめずらしく飲み会に行くと言うので「たまには知らない女の子と飲んで楽しんできな」と親切心で言ったところ

  • Are you even my girlfriend ?

と怒られたそうです。

この場合、evenを〜でさえと訳すと「あなたは僕の彼女でさえあるの?」と不思議な文章になってしまうので

単純に強調の意味として訳して「あなた、僕の彼女だよね?」「それでも僕の彼女なの?」ぐらいの訳が合っているでしょう。

他にも、なかなか話を真剣に聞いてくれない相手に対して

  • Are you even listening to me ?

という会話表現もあります。

これも、evenを〜さえと訳すと「あなたは私の話を聞いてさえいるの?」と不思議な文章になってしまうので

「ちゃんと聞いてるの?」「人の話が聞こえてますか?」という訳が良いですね!

「even」って英会話でどう使うの?例文と共にご紹介!まとめ

今回はevenの強調表現についてご説明させていただきました。

ふだんの日常会話でも本当によく使う表現です。

頭の中で翻訳しようとすると、パターンが多くて混乱するので、後ろに名詞がこようと動詞がこようと「とにかく強調してるんだ!」ぐらいのニュアンスでOKです!

ぜひ一度、「even」を会話内で使ってみてくださいね。

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