投稿日:2021年10月20日 最終更新日:2023年10月25日
こんにちは!
蒲田・浜松町の英会話パーキー スタッフAsuです。
皆さんは「あまり好きじゃない・・・」を英語で言えますか?
I don’t like…はちょっとキツめの英語表現
「I don’t like …」でも良いのですが、これは結構ストレートに「好きじゃない」と伝わります。
「I don!t really like…」というふうにreallyを入れるとマイルドになります。
でも、ふだん友達とおしゃべりする時は「そんなに興味はないなぁ」とか「好きというほどでもないかな・・・」といった微妙なニュアンスで話すこともありますよね。
そこで今回は、やんわりと伝えるための「あんまり好きじゃない」英語フレーズを皆さんにご紹介します。
- It’s not my cup of tea.
- I’m not keen on ~
- It’s not my favorite.
- It’s not my thing.
- I’m not really into~
- I’m not a big fan of~
- I don’t really care for~
It’s not my cup of tea. – わたしの好みではないかな。
「It’s not my cup of tea.」は、直訳すると「わたしの紅茶ではありません」ですが・・・実はコレ、「わたしの好みではない」という意味なんです。
もちろん紅茶のことだけではなくて、人や物などにたいして幅広く使えるフレーズですよ。
紅茶をたしなむ文化のある、イギリス由来の英語表現です。とてもおしゃれでエレガントなお断りですよね。
例文:
The actor is not my cup of tea. I prefer a strong man.
その俳優さんはわたしの好みじゃないな。もっと強そうな男が好き。
今週末、一緒にサッカーの試合観ない?
B: Thank you, but soccer is not my cup of tea.
ありがとう、でもサッカーは好みじゃないんだ。
I’m not keen on ~ – あんまり好きじゃない。
「I’m not keen on ~」は、直訳すると「わたしは〜について熱心ではない」ですが・・・これは「あまり好きじゃない」や「評価していない」という気持ちを表すフレーズなんです。
そこまで夢中ってほどじゃないよ!とやんわりした雰囲気に感じますが、わりとハッキリと「好きじゃない」「苦手」とお断りを入れる言葉です。
食べ物などに使うことが多いですが、物や人に対しても使えます。
例文:
I’m not keen on vegetables.
野菜がそんなに好きではないの。
ビリーをどう思う?君の部署に移りたいみたいなんだ。
B: Well….I’m not keen on him so far.
そうだなぁ・・・今のところ、彼のことはあまり評価していないんだ。
It’s not my favorite. – わたしの趣味ではない。
「It’s not my favorite」は、直訳だと「わたしのお気に入りではない」ですが・・・これはシンプルに「好きじゃない」を表すフレーズです。
favoriteは「お気に入り」と日本の学校では習いますが、英語的にはfavoriteは「一番好き!ナンバーワン!」なんですよ。
それにnotがつくと、「一番ではない」になります。ただ、会話の流れによっては「趣味じゃない」と伝える意味にもなります。
好きなスポーツはなに?テニス?
B: Hmm, tennis is not my favorite. I prefer soccer!
うーん、テニスはそうでもないかな。サッカーのほうが好き!
↑これは「一番ではない」の意味ですね。
あの映画どうだった?
B: I’s not my favorite.
あんまり好きじゃなかったな。
↑これは「趣味じゃない」のニュアンスが強いですね。
とはいえ・・・どんな会話の流れであっても、「it’s not my favorite」が前向きな意味ではないことだけ覚えておけば問題ありません!
It’s not my thing – わたしの分野ではない。
「It’s not my thing」は、直訳すると「わたしのものでありません」ですが・・・興味がないものや、得意でないものに対してnot my thingを使います。
好きじゃないというニュアンスではあるのですが、どちらかというと「興味ない」か「苦手」の意味合いが強いフレーズですね。
英会話ではよく使うので、覚えておくと便利ですよ!
物に対して使うほか、人や物事などに対しても幅広く使えるフレーズです。
例文:
Cooking is not my thing. I just love eating.
料理はしません。食べるのは大好きなんだけどね。
Karaoke is not my thing. I’m embarrassed to sing in public.
カラオケは苦手なの。人前で歌うのが恥ずかしくて。
野球観戦のチケットが2枚余ってるんだ。奥さんはスポーツ観戦に興味ある?
B: Sports is not her thing…but my brother loves baseball.
彼女はスポーツには興味ないかな・・・でも弟が野球大好きなんだよね。
I’m not really into~ – そんなに興味はない。
I’m into ~ は「〜にハマってる」でしたね。
これが「I’m not really into~」だと、直訳だと「そんなにハマってない」となり、基本的には「興味がない」を表すフレーズになります。
字面的には「ハマってない」だけなので、かなりやんわりとした否定表現ですね。
好きじゃない、苦手、とハッキリ言いにくいような場面で使いやすく、全般的に使えるワードですが、特に物事やジャンルなどに関して使えます。
ちなみに、語順を間違えて「I’m really not into~ 」にすると「本当にハマってませんから!」という強めの言葉になるので、reallyを前に持ってこないようにご注意ください。notが先ですよ!
例文:
I’m not really into classic music.
クラシック音楽には興味がないんです。
スイートノーベンバーって映画見たことある?
B: No. I’m not really into romance.
ないよ。ロマンス系はあんまり好きじゃないから。
I’m not a big fan of~ – あまり好きではない。
「I’m not a big fan of~」は直訳だと「〜の大ファンではありません」ですが・・・実際には「あまり好きではありません」の意味になります。
これも全般的に使えるフレーズで、例えば芸能人についての話だとnot a big fan of ~で「そんなに興味がない」という意味になりますし、車の運転、外食、旅行などの物事に関しては「あまり好きでない」というふうに伝わります。
例文:
I’m not a big fan of K-POP girls group.
K-POPアイドルにはそんなに興味がありません。
運転はあまり好きじゃないんだよね。バスに乗らない?
B: I’m driving since I easily get sick on bus.
わたしが運転するよ、バスは酔いやすいから。
I don’t really care for~ – あまり好きではない。
I care for ~ だと「わたしは~を気にかけています」という意味ですね。
これが「I don’t really care for~」だと直訳で「大して気にしていない」となり、意味的には「好きではない」という意味で伝わります。
ちなみにI don’t careだと「どうでもいい!」という強めの意味で伝わるので、reallyを入れて「それほどではない」という間接的な感じを出すのがポイントです。
例文:
I don’t really care for group activities.
団体行動はそんなに好きじゃない。
ランチを買いに行くけど、何かいる?
B: Can you get me some chicken sandwiches? I don’t care for beef one.
チキンサンドを買ってきてくれる?ビーフのやつはそんなに好きじゃないんだ。
※I’ll go get some lunchはとてもよく使う日常英会話です!(動詞が2つ重なって違和感ありますが、こういう英語表現もあります)
まとめ
今回は7パターンの英語フレーズをご紹介しました。
英語はストレートな表現になりやすいので、こういうやんわりとしたお断り表現をたくさん知っておくと会話の幅が広がっていいですね!
文法や単語がちょっと難しく感じるかもしれませんが、フレーズを丸々覚えちゃえばOKですので、ぜひ使ってみてください。
英語はじめてでも安心!英会話パーキーです。