投稿日:2021年11月20日  最終更新日:2024年2月3日

こんにちは!蒲田・浜松町の英会話パーキーです。
皆さんは英語で「I’m sorry」と言われたら、英語で何と答えますか?

実はこれ、決まった返しはありません。

  • 相手が何に対して謝ったのか
  • それに対して自分がどう思ったのか

によるのです。

その場でパッと思いつくのも難しいかと思いますので、今回は「Sorry」への返事の仕方をご紹介します!

大丈夫だよ!

That’s okay:大丈夫だよ

「大丈夫だよ!」という時の代表格が「That’s okay」です。
覚えやすいフレーズなので、基本的には「That’s okay!」がサラリと言えれば、他の返事の仕方を覚えていなくても何とかなります。

ネイティブの人も「I’m sorry」と言われたら「That’s okay!」と爽やかに返しています。

ただ、一点だけ注意点があります。私たちが日本で使っている「オッケー!」という言葉と、英語での「Okay」は若干意味が違います。

日本語での「オッケー!」は、いつもポジティブなニュアンスの言葉ですよね。

一方、英語での「Okay」は、時と場合によっては「良くないけどまぁいいよ」とか「ギリギリ大丈夫」といった、微妙にネガティブな意味合いを持つのです。

ですから、明るい声で「That’s okay!」と言うなら、「大丈夫!」という意味。
吐き捨てるような強い口調や、暗い声で「That’s okay…」と言うなら、「まぁいいけど…」や「もういいよ…」という微妙な心持ちになります。

なんとなくご理解いただけましたでしょうか?

A: I’m sorry I’m late again.
(また遅刻してごめんなさい。)

B: That’s okay. Let’s start practice.
明るい声なら👉(大丈夫だよ!練習を始めよう!)
暗い声なら👉(もういいから。早く練習を始めようよ。)

暗めのテンションで言われたら許されていない気持ちになりますね😅

Never mind:気にしないで

「気にしないで!」という時は「Never mind」を使います。
これも「That’s okay」と同様に、明るく言ってあげるのがポイントです。

日本人にとっては「never」の後に「mind」を続けるのが発音的にちょっと難しいのですが、できるだけ口を速く動かして「v」と「m」の発音をはっきり出すことで、ネイティブにも伝わる英語になります。

A: I’m sorry, I forgot to bring a bottle of wine.
(ごめん、ワインを持ってくるのを忘れちゃった。)

B: Never mind. We already have a dozen bottles.
(気にしないで。すでに12本あるし。)

Don’t worry about it:心配しないで

「心配しないで!」という時は「Don’t worry about it.」を使います。
心配そうに謝られた時、大丈夫だよという意味を込めて言ってあげましょう。

A: Why don’t we go to the new restaurant today?
(今日は新しくできたレストランに行かない?)

B: Kate, I’m so sorry. I have to save my money this month.
(ケイト、ごめん。今月は節約しないといけないんだ。)

A: Don’t worry about it.  I’ll treat you today.
(心配しないで。今日はご馳走するからさ。)

No worries:心配しないで

「No worries」も「心配しないで」の意味でよく使うフレーズです。
こちらはカジュアルな表現になりますので、目上の人やビジネスの場などで使うとちょっと生意気な感じになってしまいます。

友達同士や、街中でぶつかった時など、サラッと「いいよいいよ!」と言うときに「No worries!」が出てくるとスマートです!

A: I’m so sorry! I dropped your iPhone and the screen got cracked!
(本当にごめん!あなたのiPhone落として画面割っちゃった!)

B: No worries! I’m going to buy new one next week.
(大丈夫だよ!来週新しいのを買うつもりだから。)

It’s not a big deal:大したことじゃないよ。

「It’s not a big deal」は「そんなの大したことじゃないよ」の意味でよく使うフレーズです。
「big deal」は「重要な事」という意味です。

「大事じゃないよ!」とフォローするときに「It’s not a big deal」と言ってあげてください。

A: I’m sorry Linda, I forgot to reserve a meeting room.
(ごめんなさいリンダ、会議室を予約し忘れてた。)

B: It’s not a big deal. Shall we have a meeting over lunch?
(大したことじゃないよ。お昼食べながらミーティングしない?)

It happens:よくあることだよ。

「It happens」は「よくあることだよ」という意味になります。
『そういう事もあるよ」「仕方ないよ」と声をかけるときには、「It happens」をよく使います。

A: I’m sorry for hanging up so suddenly. I ran out of the battery.
(急に電話を切ってごめん。バッテリー切れちゃったの。)

B::It happens.
(よくあることだよ。)

謝られても許せない!

You should be:謝って当然です

謝った時に、相手が「You should be」と返されたら、それは「謝って当然です」という意味です。
相手に対して厳しくしていますね。

ただ、許せないかどうかはニュアンス次第。「You should be」と言って終わりにする場合もあります。

A: I’m sorry for being drunk yesterday.
(昨日は泥酔してごめん。)

B: You should be. It was so hard to take you home!
(謝って当然よ。あなたを連れて帰るのは大変だったんだから!)

No, you are not:いや、あなたは悪いと思ってない

謝った時に、相手が「No, you are not.」と返されたら、それはあなたの謝罪が本気じゃないと思われています。
自分が真剣に謝っていないと、相手にも伝わってしまいますものね。

A: I’m so sorry.
(本当にごめん。)

B: No, you are not.
(そう思ってないでしょう。)

Sorry is not good enough:謝って済む問題じゃない

「Sorry is not good enough」は「謝って済む問題じゃない」という意味です。
「Good enough」で「十分」という意味ですから「not」がつくと十分ではないということですね。

A: I will not cheat on you anymore. I’m sorry.
(もう二度と浮気しないよ。ごめんね。)

B: Sorry is not good enough. I’m done with you.
(謝って済む問題じゃないの。私達もう終わりにしましょう。)

I’ll never forgive you:絶対に許さない

謝られても決して許す気持ちにならない場合は「I’ll never forgive you」と言います。
日常生活ではまず使いませんが、もし、何か本当にひどいことをされて「絶対に許すことができない」というシチュエーションになったら、「I’ll never forgive you」を使いましょう。

A: I’m so sorry. Would you forgive me?
(本当に申し訳ないと思ってる。許してくれないかな?)

B: No, I’ll never forgive you.
(絶対に許さない。)

まとめ

いかがでしたか?
今回は、謝られたときの返事の仕方についてご説明させていただきました!
相手が真摯に謝ってきたら、広い心で受け入れてあげたいものですよね。

とはいえ、英語圏は自分の気持ちをストレートに伝える文化。もし許せないと感じたら、その気持ちをまっすぐに伝えてみるのも良いでしょう。

「大丈夫大丈夫!」というときは「That’s okay」か「No worries」あたりが無難でしょう。
ぜひ使ってみてくださいね。

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