こんにちは!蒲田・浜松町英会話パーキースタッフのMです!

今年も待ち遠しかったクリスマスが終わり、お正月が近づいてきましたね。早く年賀状を書かなければ!(I must finish up new year’s cards.)そんな方も多いのではないでしょうか。頑張りもほどほどに、良いお年をお迎えください。

いきなりですが(笑)、上の英文で出てきた must、誰もが一度は聞いたことがある英単語だと思います。そうです。「〜しなければならない」という意味でよく知られています。もちろん正解ですが、実は他にも使い方があるんです。非常に使いやすい+よく出てくる単語(助動詞)なので、今日は must の意味と使い方について説明します。

☆「must」の意味

皆さんがよく聞く英語 must は1〜しなければならない、2〜に違いないという意味で使われます。must は、主語と動詞の間に入り、「主語+must+動詞の原形」の形になります。例文を見てみましょう。

1、I must go to school.

「学校に行かなければならない。」

2、You must be tired.

「あなたは疲れているに違いない。」(疲れたでしょ。)

以上の例文で1は「〜しなければならない」、2は「〜に違いない」の意味になります。2の文で「あなたは疲れなければならない。」となったら少し変な意味になってしまいますよね。

※must は「マストアイテム」の意味でも使われることがあります。私たちが普段使っている表現ですね!

A jacket is a must in  winter.「冬にはコートがマストです。」

☆「must 」の疑問文

must を使う疑問文は「〜しなければなりませんか?」という意味になります。ここで must は主語の前に移動させるルールがあり、「Must+主語+動詞の原形〜?」の形になります。例文を見ましょう。

Must I come to your house at 8AM?

「朝8時にあなたの家に行かなければなりませんか?

・Yes, you must.

・No, you don’t have to.

(あれ?なんで 「No, you must not.」にならないのでしょうか。)

→もともと must not は「〜してはいけない」という意味です。上の文を例に「No, you must not.」 を日本語に訳すと、「いいえ、あなたは朝8時に来てははいけない。」という少しおかしな意味になってしまいます。そこで must の疑問文に対して no で答える場合は「〜する必要はない」の意味を持つ「don’t have to」を使うのです。

☆「must」と「have to」の違いと使い方

1 must と have to の違い

must と have to どちらも〜しなけらばならないという意味です。ではどのように使い分けるのでしょうか?

must →(自らの意思を持って)〜しなけらばならない。

(ex: I must study English because I want to be a teacher. 

「先生になりたいから英語を勉強しなければならない。」

have to →(外的要因により)〜しなければならない。

(ex: I have to study English because my teacher told me so.

「先生がそういったから私は英語を勉強しなければならない。」

2 過去形の作り方

must の過去形は「had to」で「〜しなければならなかった」となります。

I had to study English to pass the test.

「私はテストに受かるために英語を勉強しなければならなかった。」

3 未来形の作り方

must の未来形は「will have to」で「〜する必要があるでしょう」となります。

I will have to study English to be a teacher.

「私は先生になるために英語を勉強する必要があるでしょう。」

☆「must」の否定文

must の英文の否定文は must の直後に not をつけて、「主語+must not+動詞の原型」という形にします。この場合、「〜してはいけない」の意味になります。can+not で can not になるのと同じです。

You must not steal his wallet.

=Don’t steal his wallet.

「あなたは彼の財布を盗んではいけない。」

いかがでしたか?must は色々な意味がある代わりに色々な場面で使えるんです。友達が疲れているときに「You must be tired.」と労いの言葉をかけたり、クライアントとの待ち合わせのときに「You must be Mr.○○.」と確認したり、はたまた「You must not tell a lie!」と子供にしかったり。場面によって使い分けることができれば、英語での会話の幅がグッと上がります。すべて覚えて楽しく英語を話してみましょう!

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