投稿日:2022年4月6日  最終更新日:2022年5月26日

こんにちは!蒲田・浜松町の英会話パーキー スタッフのSYです。

皆さんは英語でメールを書く際、「知らない相手へのメール、宛名は何て書けば良いのかな?」「目上の人に対して、”Dear” だけじゃ失礼なのかな・・・?」など悩んだことありませんか?

今回はそんな時に役立つ、メールの宛名の書き方についてまとめていこうと思います。

それでは見ていきましょう!

ちなみにメールの結び方についての記事も以前あげましたので、そちらも是非ご覧ください!(「英語のメール、締めの言葉はどうしよう・・・もう迷わないメールの結び方!」: https://perky.jp/2022/03/26/write-email/ )

基本的な書き方-Dear-

まず基本的な書き方として

宛名の前にDearとつける

・通常、宛名の後にはコンマ[ , ]がつく

このふたつを覚えておきましょう。

「 Dear 〇〇, 」このような形になります。

「親愛なる〇〇、」というような呼びかけですが、メールの宛名だけでなく、SNSのコメントの書き出しなどにも使えます。

部署や会社宛

まず相手の名前が分からず、部署や会社宛にメールを送る時によく使いそうなものをまとめていきます。

日本では「〇〇会社、〇〇部署、〇〇様・・」と、会社名や部署名を書きますが、英語では基本 “Dear” から書き出し、“Dear + 役職や部署名” のみで大丈夫です。

Dear Executive Officer, 「最高責任者へ」

Dear HR Manager,「人事マネージャーへ」✳︎ “HR” は “Human resources” の略で、人事部のことです。

Dear HR Department, 「人事部へ」

Dear Sales Manager, 「営業部長へ」

Dear all,「関係各位」

Dear Customer Service, 「カスタマーサービスへ」

Dear Valued Customer,「大切なお客様へ」

相手の名前がわからない時

日本語の「ご担当者様」という意味に近いもので、

To whom it may concern,

というものがあります。これは直訳してみると「関係しているであろう誰かへ」というような意味です。

 失礼な意味はなく、使う場面に出くわすこともよくあるかと思います。

しかし誰に宛てたものなのか、どこの部署宛なのかがはっきりしないため、迅速な対応をしてもらえない可能性もあるようです。

なのでできるだけ直接、または部門宛を使うことをおすすめします。

相手の名前がわかる時

今度は名前がわかっている相手に直接メールを書く時ときの方法です。

日本語で「〇〇様へ」というようなり、とても丁寧な書き方で、目上の方や取り引き相手、お客様宛に送る時にぴったりです。

・男性の場合は”Mr.”、女性の場合は”Ms.”を使います。(イギリスではMr./Ms.につくピリオドはなくても良いそうです)

・名前は名字のみ、またはフルネーム。

・性別が名前で判断できない場合はDearのあとにフルネームを書きましょう。

例 : 西郷隆盛さま

Dear Mr. Saigo,

Dear Takamori Saigo,

注意点は “Mr. / Ms.” のあとにファーストネームだけ書くことはない、ということです。必ずフルネーム、または名字だけになります。

また、大学の教授やお医者さんなど肩書きをもつ人に対して送る時に使えるものをいくつかあげておきます。

教授に対して :  Dear Professor 名字 (または Prof. フルネーム)

お医者さんなど : Dear Dr. 名字

普段の宛名

相手と何度かやり取りをしていて面識がある場合や、フレンドリーでカジュアルな雰囲気を出したいときは “Dear” のあと、または“Hello” や “Hi” のあとにファーストネームを書いて送ってみましょう。

例 : Hello Takamori, 

 

まとめ

こうやってみてみると、日本語でのメールの書き方と少し違いがあることがわかりますね!

また敬称についてですが、最近ではジェンダーによる差別をなくし、多様性を認める動きがあります。そこでMr. Ms.の他にもMx.というのも使われるようになってきているようです。

英語のメールの宛名について、迷っているかたのお役に立てていたら嬉しいです!

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